シンガー・ヴィークル・デザインがグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードの中心に
アメリカのカリフォルニアを拠点にするシンガー・ヴィークル・デザインは、2026年7月9日から12日まで開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにおいて、主役としてセントラル・フィーチャー・ディスプレイを行うことが決まりました。この発表は、グッドウッドが主催するイベントの一環として世界中の自動車ファンを惹きつけることでしょう。
セントラル・フィーチャーの革新
グッドウッド・ハウスの本拠地に設置されるセントラル・フィーチャーは、ジェリー・ジュダ氏による壮大で革新的な彫刻が特徴です。2026年のフィーチャーでは、シンガーが自動車界に与えた影響を称える展示が行われ、特別な車両が集結。華やかなファンファーレに包まれたこのイベントは、毎日多くの観客に感動をもたらします。
シンガーは、クラシックなポルシェ911を再構築し、新たな魅力を加えることで知られています。創業以来、そのイノベーションは世界中で高く評価されており、アイコニックなデザインと最新のエンジニアリング、そして心を込めたクラフトマンシップの融合が光ります。
展示車両とイベントの紹介
シンガーの展示は、セントラル・フィーチャーに留まらず、ステーブル・ヤード前のシンガー・スタンドや、スーパーカー・パドックにも及びます。また、名物のヒルクライム・コースでもシンガーの車両が走行予定で、それぞれのイベントがシンガーの進化や、カリフォルニアと英国のチームによる最新の取り組みを紹介します。
ここ数年、シンガーはこのフェスティバルで新モデルを発表しており、2018年にはDLS(デザイン・レジェンド・スペシャル)、2022年にはクラシック・ターボ、2023年にはDLSターボ、そして2025年にはポルシェ911カレラ・クーペ リイマジンド バイ シンガーがヒルクライムで披露されました。これらのモデルは、すべてがファンにとって忘れられない瞬間を提供しています。
創業者の思い
シンガーの創業者で、今もなおクリエイティブ・ディレクターとして活躍するロブ・ディキンソンは、自己の夢が実現するまでの数奇な運命を語ります。彼は1993年に自身のバンドのツアーの隙間を縫って第1回フェスティバル・オブ・スピードに参加し、2015年には自身のデザイン会社が招待されるまでに成長を遂げました。彼はこのイベントが品質への厳格さを常に思い起こさせ、クルマ作りへの情熱をもたらしてくれたと振り返ります。
エンジニアリングの品質とデザイン
シンガーの最高戦略責任者であるマゼン・ファワズも、自ら10年以上にわたって911でグッドウッドの丘を駆け上がってきた経験を語り、このイベントが持つ特異な雰囲気や楽しみ方に感謝の意を表しました。一方、最高経営責任者のラジ・ナイールは、今年がシンガーにとって魅力的な年であると述べ、DLSターボの納車と新モデルの発表が控えていることを強調しました。
シンガーとグッドウッドの関係
リッチモンド公爵も、シンガーが10年以上にわたってグッドウッドでどう人気を博してきたかを述べ、彼らが生み出すビスポークカーが持つ職人技とエンジニアリングの品質が、いかに特別であるかを称賛しました。彼は、シンガーがジェリー・ジュダ氏の作り上げた彫刻によって称えられることが、いかにふさわしいかを強調しました。
シンガー・ヴィークル・デザインは、ポルシェカーズノースアメリカやDr. Ing. h.c. F. Porsche, AGの後援を受けたものではなく、独自のスタイルと情熱を持って自動車界において革新を続けています。これからの展開が楽しみです。