Spotify、新広告導入
2025-08-21 11:48:21

Spotifyが日本で新たなプログラマティック広告を導入!広告主とリスナーの距離が縮まる

Spotifyが新たな広告サービスを日本で開始



2023年9月21日、スウェーデンのストックホルムに本社を置く音楽ストリーミングサービス、Spotifyが「Spotify Ad Exchange」(SAX)を日本で提供開始しました。この新サービスは、世界中で約6億9,600万人のユーザーを擁するSpotifyのログインユーザーを対象としたリアルタイム入札型のプログラマティック広告商品です。

SAXは、2025年4月にアメリカで開催された「Spotify Advance」というイベントで初めて発表され、今後の広告技術の進化に不可欠なソリューションとして位置づけられています。日本の広告主は、The Trade DeskやGoogle Display & Video 360、Magniteを通じて、音声、動画、ディスプレイ広告を一元化した形で配信できるようになりました。

SAXの特長



SAXの特徴的なポイントとして以下の3つが挙げられます。

1. 簡便性


広告枠にアクセスするのはこれまで以上に簡単で、音声、動画、ディスプレイなどの主要フォーマットに対して、好みのDSP(Demand-Side Platform)を通じてシームレスにアクセスできます。これにより、プログラマティック広告戦略を短時間で取り入れることができるのです。

2. 柔軟性


SAXはオープンオークションとプライベートマーケットプレイス(PMP)での入札に対応しており、将来的には在庫保証型のプログラマティックギャランティード(PG)も開始する予定です。これにより、広告主はリアルタイムでの最適化と高い柔軟性を持ってキャンペーンを運用できるようになります。

3. ターゲティング精度


業界最先端のターゲティングソリューションである「UID 2.0」(The Trade Desk)、「PAIR」(DV360)、「RampID」(LiveRamp)などを活用することで、オムニチャネルキャンペーンにおいてより精度の高いターゲティングと効果測定が可能になります。これにより、広告主はより戦略的にリスナーにアプローチできるようになります。

日本市場への期待


SAXはすでにカナダ、欧州、オーストラリア、ニュージーランド、インド、シンガポール、ブラジル、メキシコなどで展開されていますが、日本での新たな導入によってサービスエリアが拡大しました。Spotifyアジア太平洋地域の広告事業統括であるエリサ・ケルサル氏は「日本の広告主は、より効率的でデータドリブンな方法で適切なオーディエンスにリーチすることを求めています。Spotify Ad Exchangeは、そのニーズに応えるよう設計されました。」とコメントしています。これにより、日本のブランドは音楽に関心の高いリスナーへのアプローチを強化し、より測定可能で効果的なキャンペーンを展開できるようになるでしょう。

Spotifyとは


Spotifyは2008年にサービスを開始以来、音楽の楽しみ方を変革してきました。現在、1億曲以上の音楽と650万番組以上のポッドキャスト、35万以上のオーディオブックを提供しており、有料プランにアップグレードすれば広告なしで、好きな曲を好きな順番で楽しむことができます。現在、世界184の国や地域で、2億7,600万人の有料会員を含む6億9,600万人のユーザーがSpotifyを利用しています。

もう一度、Spotifyの公式ページを訪れて、最新情報をチェックしてみてはいかがでしょうか?公式ページはこちら。ということで、今後の「Spotify Ad Exchange」に注目が集まります!


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