埼玉県の女子サッカー選手が発信する人権啓発動画
埼玉県では、8月を「人権尊重社会をめざす県民運動強調月間」として、県民が一丸となって人権について考える機会を持っています。この活動に賛同する形で、女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」に参加するRB大宮アルディージャWOMEN、ちふれASエルフェン埼玉、三菱重工浦和レッズレディースの選手たちが出演した人権啓発動画「インターネットでもフェアプレー」が制作されました。
動画の内容
この啓発動画では、女子サッカー選手たちがインターネット上における誹謗中傷の防止について訴えています。サッカーというスポーツのフィールドは、時に厳しい競争にさらされていますが、プレー中だけでなく、オンライン上でもお互いを尊重し、理解し合うことが重要であると伝えています。このメッセージは、特に若い世代にとって大切なものであり、普段のコミュニケーションにおいても意識的に実践していくことが求められています。
動画の視聴方法
この人権啓発動画は、令和7年8月1日以降、埼玉県の公式HPやX(旧Twitter)でのサイタマ人権ポータルから視聴することが可能です。動画は30秒と短いながらも、強いメッセージを伝えるものとなっています。特に、各選手たちのナチュラルな表情や言葉が、視聴者にインスピレーションを与えることでしょう。
大宮駅での放映
さらに、大宮駅東口前の大型ビジョンでも、動画の15秒バージョンが放映されることが決まっています。この放映は8月1日から31日まで実施され、駅を利用する多くの人々にメッセージを届ける貴重な機会となります。場所はJR大宮駅東口前で、通行人が足を止めて、メッセージを受け取ることができることでしょう。
県民運動の背景
「人権尊重社会をめざす県民運動」は、埼玉県内の県民、企業、団体が一体となって「すべての人権を尊重する社会の実現」を目指して行動するプロジェクトです。特に、この運動は毎年8月に強調月間として位置づけられ、集中的に啓発活動が実施されています。スポーツの持つ影響力を生かし、選手たちが率先してこの運動に関わっていることは、地域における人権意識の向上に大きく寄与することでしょう。
お問い合わせ先
このプロジェクトに関する問い合わせは、埼玉県県民生活部の人権・男女共同参画課にお電話またはメールでどうぞ。人権に対する意識を高め、より良い社会を築いていくために、皆さんも一緒に伝えていきましょう。
直通電話:048-830-2255
E-mail:a2250@pref.saitama.lg.jp
興味を持っていただいた方は、ぜひ動画をご覧いただき、自らの言動について考えてみてはいかがでしょうか。インターネットは便利である一方で、表現に気をつける必要があります。このような啓発活動は、私たち一人ひとりが歩み寄り、より良いコミュニケーションを築く第一歩となります。