アストンマーティンが贈るウルトララグジュアリー邸宅N°001 Minami Aoyamaが完成
アストンマーティン、ウルトララグジュアリー邸宅を発表
2025年6月26日、アストンマーティンが東京・南青山に新たなラグジュアリーホーム「N°001 Minami Aoyama」を完成させたことを公にしました。このプロジェクトは、日本の高級不動産開発をリードする株式会社VIBROAとのコラボレーションによって実現したもので、アジア初の試みとなります。
邸宅の概要
「N°001 Minami Aoyama」は、4階建てで延床面積724㎡(約220坪)を誇ります。地上3階、地下1階の構成で、室内は都市の喧騒から離れ、静けさを体感できる空間として設計されています。この邸宅は、アストンマーティンのラグジュアリースポーツカーに通じる素材の使用と美しく調和したプロポーションを持ち合わせています。
外観は縦のルーバーで構成され、時間帯によって光の当たり方が変わります。これにより、建物に動きとプライバシーが与えられ、暮らす人々に心理的な安らぎを提供します。2階にはスパテラスが設けられ、波打つ鏡天井と豊かな植栽が施され、内外が調和したデザインが楽しめるようになっています。
デザインへのこだわり
このプロジェクトのデザインは、VIBROAのマレク・ライヒマン氏が主導しています。彼は「東京の文化や歴史、スタイルへの敬意を表現するために、VIBROAと密に連携した」と語っています。アストンマーティンのデザインは単なる自動車にとどまらず、ファッション、建築、料理といった多様な分野からのインスピレーションを受けています。これにより、居住者に新しい視点を提供する空間が生まれました。
ほかにも、邸宅内には天然のヒノキ材で覆われたサウナや特注のオーディオシステムが整えられたスパ施設が完備されています。ここでは、プライベートテラスから庭を眺めたり、自然と一体感を感じながらリラックスできる空間が広がっています。
建築とインテリア
「N°001 Minami Aoyama」の建築には、非常に高いクオリティの素材が使用されています。内部にはBowers & Wilkinsのオーディオシステムが備えられ、アストンマーティンの高級感を感じられるインテリアが展開されています。特注のイタリア家具には、Molteni&Cの特注ワードローブやキッチンキャビネットが含まれ、細部までこだわり抜かれています。キッチンには黒い溶岩石のカウンターが配置され、目を引くグレーオークのキャビネットと組み合わせられています。
また、邸内には螺旋状の美しい階段も印象的です。この階段は、地下から地上階までを結ぶ重要な役割を果たし、特注のシャンデリアによって静かに照らし出されています。
先駆的な取り組み
このプロジェクトはアストンマーティンが日本およびアジア市場における存在感を拡大する気運の中で進められたもので、次なるステップとして位置づけられています。2024年春には、ペニンシュラ東京内にオープンするアストンマーティン銀座ショールームに続く重要なプロジェクトとされています。
まとめ
アストンマーティンの「N°001 Minami Aoyama」は、日本国内でのウルトララグジュアリー住宅を新たに定義する試みとして、多くの人々の関心を集めています。建物としての美しさや機能性だけでなく、細部にわたるこだわりが施された本プロジェクトは、まさにアート作品のような住空間を提供しています。今後の展開にも期待が高まります。