アクアスロンくらはし
2025-07-02 17:48:18

広島・呉市の夏祭り「アクアスロンくらはし大会」新たな挑戦

広島・呉市の夏の風物詩「アクアスロンくらはし大会」



広島県呉市倉橋島の桂浜。ここは「日本の渚百選」にも選ばれている美しい場所です。今夏、この素晴らしいロケーションで開催されるのが「アクアスロンくらはし大会」。四半世紀にわたり地域に根ざし、愛され続けてきたこの大会が、さらなる進化を見せるべく新たな挑戦を始めます。それは、最新鋭の自走式マークブイ『RoboMark』の導入です。

未来への挑戦



「アクアスロンくらはし大会」は、地域の特性に深く根付いたイベントとして知られ、毎年多くのアスリートが参加します。大会を運営するNPO法人火山の郷・くらはしの代表、森本忠雄さんは、この大会を未来へ繋ぐためのクラウドファンディングを開始しました。このプロジェクトは、選手とボランティアの双方にとって参加しやすく、魅力的な大会を目指す取り組みです。

テクノロジーの導入



これまで、スイムコースのブイ設置はボランティアの手作業によって行われ、早朝からの作業は負担が大きく、潮の流れによりコースがずれる危険もありました。しかし、最新の自走式マークブイ『RoboMark』は、GPSを駆使して自律的に動くことで、この問題を解決します。スマートフォン一つで操作でき、陸からの遠隔操作によって安全かつ迅速にコースが設定可能になります。

この技術の導入により、「アクアスロンくらはし大会」は選手にとって最適な条件を整えることができ、競技の公平性も確保されます。アスリートが安心して自己ベストに挑戦できる、より質の高い競技環境の提供が可能になるのです。

地域への貢献



森本さんはこの大会の成功が地域医療にも貢献することを目指しています。彼は過去に「第11回日本医師会赤ひげ功労賞」を受賞した経歴があり、地域貢献に対する強い想いを持っています。このプロジェクトは、単なる機材導入にとどまらず、愛する故郷の資源を次世代に繋げていくための新たな挑戦でもあります。

クラウドファンディングの概要



クラウドファンディングは、2025年6月26日から7月31日まで実施され、目標金額は1,000,000円。資金は『RoboMark』の購入費用の一部に充てられ、支援者には大会オリジナルスポーツタオルや名前入りののぼりなど、多様なリターンが用意されています。プロジェクトが成功すれば、持続可能な運営体制が確立され、さらに多くの人が手軽に大会に関わりやすくなるでしょう。

終わりに



「アクアスロンくらはし大会」は、その歴史とともに地域の絆を深め、次代へと受け継がれるべきイベントです。テクノロジーの力を借りることで、より多くのアスリートが集い、地域の活性化にも寄与するこの取り組みから目が離せません。新たな挑戦に向けた一歩を、ぜひ見届けてください。


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