ジェイテクトグループ、次世代製造技術を提案！MECT2025に共同出展

ジェイテクトグループがMECT2025に出展

愛知県刈谷市に本社を構える株式会社ジェイテクトは、グループ企業のジェイテクトマシンシステムおよび三井精機とともに、2025年10月22日から25日まで、名古屋のポートメッセにて開催される「メカトロテックジャパン2025」（MECT）に共同出展します。MECTは1987年から始まり、工作機械の見本市として多くの注目を集めてきました。

出展の背景

製造業は現在、労働力不足や熟練技術の継承という深刻な問題に直面しています。こうした課題に対処するため、ジェイテクトは「技術をつなぎ、地球と働くすべての人を笑顔にする」というミッションを掲げています。2025年には、ソリューションプロバイダーとしての役割をより一層強化し、モビリティ社会の未来を創造する姿を目指しています。今回のMECT出展も、その重要なステップの一部です。

主な出展内容

CNC円筒研削盤G1P25G

ジェイテクトのCNC円筒研削盤G1P25Gは、松本機械工業のケレ自動交換システムと組み合わせた研削自動化システムです。このシステムにより、多品種の高品質自動研削が可能となり、夜間や週末の無人運転が実現。生産性の大幅な向上に貢献します。

センタレス研削盤KCL50

ジェイテクトマシンシステムのセンタレス研削盤KCL50は、医療機器や工具など、極小径の加工物に特化した研削機です。先端形状成形を可能にし、高精度な研削を実現。多様なニーズに応える技術が詰まっています。

5軸立形マシニングセンタVertex55XⅣ

三井精機が提供するこのマシニングセンタは、設置スペースが幅2m、奥行き3m（操作盤を含まず）となっており、最大φ750mm、最大高さ525mmまでのワークを積載可能。コンパクトながら高い加工性能を誇ります。

DX、なんでも相談コーナー

出展ブースでは「見える化」と「ライフサイクルサポート」という観点から機械とつながるカイゼンソリューションを提案します。デジタルトランスフォーメーション（DX）を活用し、生産性向上に貢献できる手法を来場者に提供します。

リモートケア＋AIチャットボット

ジェイテクトが取り組むM2M（Machine to Machine）ソリューションは、リモートケアとAIチャットボット機能を組み合わせたものです。これにより、時間を問わず迅速に機械の状態や復旧策を提示。異常停止による生産ロスを最小限に抑えることが可能です。

出展小間番号

出展小間は第1展示館1C32です。製造業の未来に興味を持つ方々は、ぜひお立ち寄りください。

MECT2025について

会期は2025年10月22日（水）から25日（土）まで。時間は午前10時から午後5時（最終日のみ午後4時まで）です。会場は愛知県名古屋市のポートメッセです。来場予定の方は、公式ウェブサイトからの事前登録をお忘れなく。

【公式サイト】メカトロテックジャパン2025

このように、ジェイテクトグループは次世代の製造技術を通じて、より良い未来を築くための革新に努めています。MECT2025での出展を通じて、製造業のさらなる発展と技術革新に寄与することを目指しています。