B-boy HIRO10が国際大会で見事優勝
2025年4月6日、フランス・モントルイユで開催された『International Tournament Battle(通称I.T BATTLE)』にて、B-boy HIRO10こと大野寛飛が1vs1バトルで優勝を果たしました。彼のダンスは、観客を魅了する力強さとダイナミックさを兼ね備えています。
B-boy HIRO10の軌跡
大野寛飛、通称HIRO10は、2004年に石川県で生まれました。9歳の頃、ダンスを習っていた妹の影響でダンスの世界に入りました。彼のダンスキャリアのスタートはここから始まり、2019年には中国で開催された国際大会『Bomb jam powermove』において初優勝を果たし、一気にその名を広めました。
2023年、高校を卒業した後、彼は単身でヨーロッパへと武者修行を開始しました。フランスの名門バトル『Break The Floor』や『Nothing2Looz』など数多くの国際大会での活躍を経て、彼の名前は確かなものとなりました。
特に同年には、ブレイクダンスの大会『FreeStyle Session World Final』で優勝し、日本人としては5人目の快挙を達成。世界トップレベルのB-boyの仲間入りを果たしました。彼の特徴的な技、『ワンハンドエルボーエアー』を武器に放つパワームーブは、見る者すべてを惹きつけてやみません。今後のブレイクダンスシーンを牽引する逸材として、彼の成長が期待されています。
International Tournament Battleの熱い戦い
この大会では、世界中のトップB-boyたちによる熾烈な戦いが繰り広げられました。HIRO10は、肩の怪我を抱えながらも自分のスタイルを貫くことにフォーカスし、「楽しむことを大事にして挑戦した」と語りました。バトルの結果よりも、自分を表現できることに重点を置く姿勢が、彼の勝利に結びついたのです。
出場前、HIRO10は「勝ち負けを気にせず、自分らしく楽しむことが出来たことが一番嬉しい」と語っており、その結果が優勝となったことはさらに喜ばしいものでした。
街のカルチャーとスポーツの融合
B-boy HIRO10の活躍をサポートしているのは、ストリートブランドを展開する株式会社ビーズインターナショナルです。彼らはアパレルだけでなく、様々な分野でストリートカルチャーを発信し、音楽やファッションとともにアーバンスポーツを盛り上げることを目指しています。
1990年に設立されたビーズインターナショナルは、東京都目黒区に本社を構え、現在約400名のスタッフが活動しています。今後も彼らはストリートカルチャーの新たな可能性を追求し続けるでしょう。
まとめ
HIRO10は今後もブレイクダンスに情熱を注ぎ、さらなる高みを目指します。彼のダンスに込められた熱い想いを、私たちも期待し続けましょう。これからの彼の活躍に目が離せません。