関西大学演劇研究部の未来技術演劇が万博に登場！100年後の視点から魅せる

未来技術と演劇の融合を目指して

関西大学の文化会演劇研究部「学窓座」が、2023年6月8日（日）に大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオン屋外リボーンステージに登場します。この公演では、「100年後の未来」をテーマにしたオリジナルの短編演劇が4作品上演される予定です。

新たな試みとしての演劇公演

万博会場での公演は、関西大学にとって大きなチャンス。展覧会の一部として、企業や研究者の助言を受け、未来技術を題材にした学生オリジナルの台本が作り上げられました。具体的には、以下の4つの分野に焦点を当てています。

- 環境負荷に耐える電池
- 未来の細菌対処法
- 冷凍保存の新技術
- 宗教上の制約に対応する食品

これらのテーマをもとに、学生はそれぞれ独自の視点でストーリーを構築。演劇という表現の力を借りて、言葉では伝えきれない未来のビジョンを観客に届けます。

試行錯誤の中で生まれる作品群

学生たちは、企業や研究者のサポートを受けながら、4本のオリジナル台本を生み出すための試行錯誤を重ねています。それぞれの作品ごとに異なる4チームが編成され、他大学からも応募者が集まり、活気のあるオーディションが行われました。これにより、多様な表現とアプローチが盛り込まれることが期待されます。

練習は日々続いており、万博という特別な舞台に挑む学生たちは真剣に取り組んでいます。「100年後の未来」をどう演じるか、その答えを模索しながら、演技力や技術を磨いています。

学生の声

プロジェクトに参加している演劇研究部学窓座の西村和祥部長（システム理工学部3年生）は、次のように語ります。「演劇研究部が万博で公演を行う機会があることに驚きました。これは学窓座にとって活動を広げる良いチャンスです。演劇は全身を使って表現できるので、難しいことを伝える手段として非常に有効だと感じています。自分たちのオリジナルで『100年後の未来』を表現することにワクワクしながら取り組んでいます。」

公演の詳細

公演は以下の通りに行われます。

- 日時：2023年6月8日（日）11：00～12：30
- 場所：大阪・関西万博大阪ヘルスケアパビリオン屋外リボーンステージ

この先進的な試みが、どのように形を成し、観客に届けられるのか。関西大学の学生たちが紡ぐ「100年後の未来」に、ぜひご注目ください。

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FAX：06-6368-1266
E-mail：kouhou@ml.kandai.jp

この公演を通じて、未来の技術に関する理解を深めながら、演劇の新たな可能性を感じることができる貴重な機会となることでしょう。