パティ・スミス来日
2025-02-14 15:38:32

待望のパティ・スミス来日公演と新エキシビションを紹介!

日本初上陸!パティ・スミスとサウンドウォーク・コレクティヴの共演



2025年4月、パティ・スミスとサウンドウォーク・コレクティヴの新たなプロジェクト「コレスポンデンス」が、日本で初めて開催されることが決定しました。これは、実験音楽やオーディオビジュアル、パフォーミングアーツをテーマにしたイベントシリーズ「MODE」の一環として行われます。

イベントは、東京都現代美術館でのエキシビションと、ロームシアター京都や新国立劇場オペラパレスでのパフォーマンスの形で展開されます。4月26日から6月29日までの間、東京都現代美術館ではエキシビションが行われ、同プロジェクトのパフォーマンスはそれぞれ4月29日と5月3日に開催されます。今回の訪日を通じて、パティ・スミスという伝説的なアーティストと、現代音響芸術を代表するサウンドウォーク・コレクティヴの創造的なコラボレーションを目撃することができます。

パティ・スミスの活動と影響



パティ・スミスは、1946年に生まれたシカゴ出身のアーティストで、詩とロックを融合させた革新的な音楽スタイルで知られています。彼女の経歴は、1967年にニューヨークに移住したことから始まり、その後の活動に大きな影響を与えたのが、写真家ロバート・メイプルソープとの出会いです。彼女のデビューアルバム『ホーセス』は、音楽史に名を刻む作品となり、今でも多くのアーティストに影響を与え続けています。

また、彼女の創造性は音楽だけにとどまらず、詩や散文を数多く執筆し、社会問題に関する発言を通じて、アーティストとしての責任を果たしています。反戦や気候変動、人権問題に取り組む姿勢には、多くの人々にインスピレーションを与えてきました。

サウンドウォーク・コレクティヴの革新性



一方、サウンドウォーク・コレクティヴは、アーティストのステファン・クラスニアンスキーとプロデューサーのシモーヌ・メルリによって設立された現代音響芸術のコレクティヴです。彼らはこれまでに、ジャン=リュック・ゴダールやナン・ゴールディンなどの著名なアーティストとのコラボレーションを通じて、独自のアプローチで音と空間を探求してきました。

今回のプロジェクト「コレスポンデンス」では、土地や自然環境に根差した「音の記憶」をテーマに、フィールドレコーディングと詩的な対話を組み合わせた斬新なアプローチが採用されます。

エキシビションの内容



東京都現代美術館でのエキシビション「コレスポンデンス」は、さまざまな土地から収集した音素材と、パティ・スミスの詩が交錯した8つの映像作品を展示します。これらは、チェルノブイリ原発事故や動物の大量絶滅をテーマにし、人間と自然の関係を問い直す視覚的な体験を提供します。

パフォーマンスの詳細



日本初となるパフォーマンスでは、パティ・スミスがヴォーカルを務め、サウンドウォーク・コレクティヴが音楽的なサポートを行います。様々な音が組み合わさり、観客は新たな音楽体験を得ることができるでしょう。

日本での公演は、アート好き、音楽好きにとって見逃せないイベントです。また、パフォーマンス後にはアーティストとの交流の機会もあるかもしれません。

まとめ



パティ・スミスとサウンドウォーク・コレクティヴによる「コレスポンデンス」は、彼らの10年以上にわたる共同制作の成果として、日本の観客に向けた特別な試みです。多様なアートの要素を取り入れたこのイベントは、音楽とアートが持つ力を感じる貴重な機会です。ぜひこの特別な瞬間を共に体験してみてください。


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