ぶたすけのラッパ
2025-06-04 15:36:58

絵本とクラクションでこどもたちの安全を守る活動・ぶたすけのラッパ

絵本とクラクションでこどもたちの安全を守る活動・ぶたすけのラッパ



最近、こどもたちが車内に取り残される事故が増加しており、深刻な問題となっています。そんな中、絵本作家の柴田ケイコさんが描いた「ぶたすけのラッパ」が、こどもたちが自ら助けを求める方法を学ぶための新たなツールとして登場しました。この絵本は、車中に閉じ込められたときに、クラクションを鳴らして助けを求める重要性を楽しく伝えています。

「たすけてブーブー」プロジェクトの概要



「たすけてブーブー」プロジェクトは、こどもの車中置き去りを防ぐための啓発活動として始まりました。多くの調査によると、なんと54.9%の人が過去にこどもを車内に残した経験があると回答しています。この状況を受け、クラクションで助けを求める手段を広めることが急務とされています。

2023年4月からは、安全装置の義務化が施行されましたが、完全に事故を防ぐためには、まだまだ課題が残されています。そこで、プロジェクトチームは絵本の力を活用し、こどもたちに楽しくクラクションを鳴らす方法を覚えさせることを目指しています。

絵本『ぶたすけのラッパ』の魅力



『ぶたすけのラッパ』は、柴田ケイコさんの独特なタッチで描かれた可愛らしいキャラクターたちが登場します。この絵本の主人公、ぶたすけは森のほいくえんに通う元気なぶたの男の子です。彼は、あたまのラッパから「ブー!」という楽しい音を出しながら、日常生活を送ります。ある日、かくれんぼ中に保育園バスに隠れてしまいますが、ドアが閉まって出られなくなり、クラクションを鳴らして助けを求めることになります。このストーリーを通じて、こどもたちにクラクションを鳴らすことの重要性が楽しく伝わります。

ステッカーと楽曲動画の配布



このプロジェクトでは、絵本だけでなく「#たすけてブーブー」ステッカーも配布予定です。書店の店頭で手に入れることができ、車内やクラクションに貼ることで、こどもたちが助けを求める方法を意識づけることができます。また、公式サイトからダウンロードすることも可能です。

さらに、絵本のリリースに合わせて、楽曲動画も公開されています。この動画では、ぶたすけと一緒に楽しくクラクションの鳴らし方を練習することができます。キャッチーな曲に合わせて、こどもたちも自然に覚えることができる内容となっています。

まとめ



『ぶたすけのラッパ』は、絵本を通じてこどもたちの安全意識を高める新たな試みです。柴田ケイコさんの優しいイラストと物語が、楽しく助けを求める方法を教えてくれます。この活動が広がり、こどもたちの安全を守るための一助となることを願っています。絵本は2025年6月4日に正式に発売されますので、ぜひ手に取ってみてください。


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