2025年6月公開映画ベストテンで『国宝』が堂々の1位に！その魅力に迫る

2025年6月公開映画ベストテン "国宝"が1位に!

2025年6月に公開される映画のベストテンが発表され、日本映画『国宝』が堂々の1位に輝きました。このランキングは、映画引退まで本格的に活動を続ける多くの映画界のプロ、評論家やライター、編集者ら26名の投票によるもので、期待感が色濃く反映されています。特に『国宝』は35ポイントを獲得し、他の作品に差をつけての圧倒的な支持を得ていました。

『国宝』の魅力

『国宝』は、歌舞伎役者の激動の人生を描いた作品で、監督は李相日氏が担っています。伊藤さとり氏は、「女形で吉沢亮と横浜流星が競い合うというだけで興味が湧く」と、この作品の魅力を強調しています。また、他の映画関係者からは、「歌舞伎の世界をどのように映し出すのか」といった期待の声も聞かれ、公開を心待ちにしている人が多いようです。

その他のランクイン作品

第2位には、フランシス・フォード・コッポラ監督が製作した『メガロポリス』が挙げられています。この作品は、私財1億2000万ドルをかけた壮大な叙事詩であり、多くの映画愛好家から関心を集めています。植草信和氏は、「コッポラの、これが最後と思われる畢竟の大作」と評価し、海外での評判が気になる作品であるともコメントしています。

第3位には、ブラット・ピット主演の『F1／エフワン』が選ばれました。モータースポーツの頂点、F1に賭ける男たちの物語が描かれたこの作品は、その迫力あるレースシーンが特に話題です。よしひろまさみち氏は、「キャストバリューでここまで期待される作品はそうそうないのでは」と語っています。

6月公開の注目作品

6月は、他にも注目の作品が目白押しです。客船「ダイヤモンド・プリンセス」での新型コロナウイルスの集団感染をテーマにした『フロントライン』、ダニー・ボイル監督が復帰した『28年後…』、A24によるホラー3部作の完結編『MaXXXine マキシーン』などが揃っています。これらの作品も、映画ファンからの期待が高まっていることは間違いありません。

エンタメの新たな出発点

このように『ぴあ』の月イチランキングは、映画ファンに新しい作品との出会いを提供する貴重な場となっています。特に、2025年6月の『国宝』に見るように、日本映画が再び注目を浴びていることに喜びを感じる方々も多いでしょう。また、若手キャストや新たな監督の挑戦が注目される時代がやってきています。

このランキング投票は、映画を愛するすべての人々にとっても有意義なものとなっていることは間違いなく、オンラインとオフラインでの映画体験をもっと豊かにする次のステップへと導いてくれるでしょう。

楽しめる映画がたくさん待っているこの6月。是非、劇場へ足を運び、最新の映画を観る楽しみを味わってください。