高槻市の若きダブルダッチ選手たちが世界を目指す
高槻市に在住する小中学生たちが、今年8月に神奈川県で開催される「ダブルダッチコンテストワールド2025」に出場することが決まり、その報告のため市役所を訪れました。参加者は小学生1人と中学生11人の計12人で、これまでの努力が実を結び、世界の舞台に立つチャンスをつかみました。
ダブルダッチとは、2本の縄跳びを使った競技で、複雑なステップやアクロバティックな動きを織り交ぜながら、リズミカルに跳ぶことが求められます。彼らが所属するダブルダッチスクールでは、「Don Legit」と「Rough Necks」という2つのチームが編成され、日々厳しい練習に励んでいます。
日本大会での素晴らしい成績
2023年3月、彼らは神奈川県で開催された「ダブルダッチコンテストジャパン2025」に参加しました。この大会では、30チームが集まり、「パフォーマンス」部門で競い合いました。音楽に合わせて跳びながら、チームの意思が伝わる演技を披露するこの種目で、「Don Legit」が見事に3位を獲得。一方、「Rough Necks」も5位という素晴らしい成績を収め、両チームの世界大会出場が決まりました。
市役所での意気込み
市役所を訪問した12人は、濱田剛史市長に対し、今までの努力と成果をしっかりと報告しました。代表として臼井優菜さんと足立葵叶さんが、その意気込みを語りました。臼井さんは「世界一になれるように頑張ります」と力強く述べ、足立さんも「練習の成果を十分に発揮したいです」と、その心意気を表明しました。市長は「両チームの健闘を祈っています」と励ましの言葉を送り、選手たちを見守っていました。
一致団結した練習と成長
彼らの成功は、練習の賜物です。ダブルダッチは、個人ごとの技術だけではなく、チームとしての連携も大切です。日々の練習を通じて培った絆が、彼らの演技に生かされているのです。そして、世界大会での活躍を夢見て、彼らはさらに努力を重ねていくことでしょう。
高槻市代表としての誇りを胸に、若き選手たちがダブルダッチの世界大会でどのようなパフォーマンスを見せるのか、期待が高まります。彼らの挑戦が全国に感動を与え、多くの人々に勇気を与えることを願っています。この夏、ダブルダッチを通じて、最高の舞台での活躍を楽しみにしています。