元バドミントン選手 小椋久美子の新たな挑戦
元バドミントン日本代表の小椋久美子が、子ども食堂「つぐみ子どもの食堂」を立ち上げた背景には、彼女の現役引退後の葛藤と苦悩が隠されていました。新たな密着型ドキュメンタリー『NO MAKE』で、そのオープンな姿と内面的な成長を探ります。
子ども食堂の設立
小椋が「つぐみ子どもの食堂」を始めたのは、2026年5月のことです。彼女は地元の公民館を借り、月に一度のペースで食堂を運営し、費用のほとんどを自費で賄っています。これには、彼女が現役引退後に直面した様々な試練が影響を与えています。
現役選手に戻る道は選べないまま、小椋はインタビュアーとして選手たちに寄り添う役割を引き受けましたが、その中で「生きるのが怖くなった」と語るほどの苦悩を抱えていました。このような困難な時期に、彼女は母親の介護をしながら保育士資格を取得し、「社会で手を差し伸べて欲しいと思っている子たちに何かしたい」という気持ちが子ども食堂を運営する一因となったのです。
現役時代の葛藤
小椋は、バドミントン界で「オグシオ」として知られる潮田玲子とのペアで数々の栄光を手に入れましたが、その影にはメディアで語られる「不仲説」が存在しました。彼女はその真相について「海外での移動や生活のほとんどが一緒だったため、プライベートは別だった」と話し、実情が誤解されていることに戸惑いを覚えたと振り返ります。
オグシオとして一緒に活動していた時代、彼女たちは常により良い成果を出すことを目指していましたが、メディアによる比較はプレッシャーにもなっていた様子です。小椋はアイドル的に見られることに対しても複雑な思いを抱いていたと告白しました。
プライベートの決断
プライベートでも、27歳で結婚したものの翌年に離婚。その後、結婚を考えていた相手との別れをきっかけに、彼女は37歳で卵子凍結を決意。これは、「別れた悲しい気持ちを昇華できるのではないか」という切実な希望からの選択でした。
43歳を迎えた今、小椋は「パートナーは欲しいが、子どもを持つことには葛藤がある」と正直に語ります。「私の子どもが本当に幸せになれるかを考えると、踏み出せない自分がいる」とも。そうした心の揺れ動きを彼女は受け入れ、自身の人生を見つめ直すきっかけにしています。
未来への願い
密着取材の最後に小椋が語ったのは、「誰かが少しでも生活の中で楽しい瞬間を持ってくれたら、それが自分の幸せにつながります」という想いでした。現役引退後の苦悩を乗り越え、自分らしい形で社会に寄与する彼女の姿には、温かい希望が感じられます。
この特別な密着番組は、ABEMAで現在も無料視聴可能。彼女の挑戦をぜひ直に感じてみてください。詳細は
こちらから。