数分で物語の魅力に引き込まれるショートドラマの新たな取り組みとして、東京ガールズコレクション(TGC)と株式会社HA-LUが手を組み、累計530万回再生を記録した縦型ショートドラマシリーズ『心友』『宮島恋日和』『好きな人と好きな人』が誕生しました。この新しいプロジェクトは、広島市の協力のもとで制作され、広島の魅力を全国へと発信することを目的としています。
短時間で深い感動を伝える
本シリーズは、広島県出身のキャストや監督によってより身近に感じられるストーリーが描かれています。主演は、Popteen専属モデルの向井怜衣さんで、彼女が演じる広島の女子高生が、クラスメイトとの交流を通じて恋愛や友情の甘酸っぱさを体験していく様子を描いています。今回のドラマは、広島の自然や文化を背景に、青春の一瞬を1分間に凝縮した作品となっています。
シリーズの魅力
それぞれの作品は、異なるエリアを舞台に、地元ならではの美しい景色や文化を切り取りながら進行します。出発点となる「心友」は、呉市を舞台にしており、次に「宮島恋日和」では宮島の大鳥居が象徴的な背景となります。最後に、尾道を舞台にした「好きな人と好きな人」が続き、全三作は一つの大きな青春物語として結びついています。
映像を通じた地方創生
今回の取り組みは、TGC地方創生プロジェクトの理念に基づき、HA-LUのショートドラマ制作力を活かしています。TGCは全国の地方都市の魅力を発信し、HA-LUは次世代のクリエイターたちが集まる旗手として若者の心を掴むコンテンツを生み出しています。短時間で感情を伝えるショートドラマのスタイルは、時代の流れに合った新しい形の地方創生を示しています。
地元の温かさを届ける
主演の向井怜衣さんは、広島で撮影を行ったことについて「地元での撮影は特別でした。実際のアルバイト先でのロケや日常の中にあるシチュエーションに、エモーショナルな気持ちがこみ上げました」とコメントしています。また、監督の松浦翔平さんは、広島の美しさは単なる風景ではなく、地元で生活する人々の姿にも宿ると考え、作品づくりに挑む姿勢が伺えます。
未来へのメッセージ
今回のシリーズは2025年に予定されている『ヒロマツホールディングス presents TGC HIROSHIMA 2025 by TOKYO GIRLS COLLECTION』に向けたプロモーションの一環であり、地元の魅力や人々の温かさを伝えています。HA-LUは今後もショートドラマを通じて、地方創生の可能性を広げる取り組みを続ける意向を示しており、視聴者に新たな発見と感動を提供することを目指しています。
この縦型ショートドラマシリーズを通じて、広島の新しい魅力を再発見し、地元の文化や人々との絆を深める機会を提供できることを期待しています。