日台の架け橋『流浪樹』
2025-03-20 12:42:20

ゴツプロ!第十一回公演『流浪樹』で日台の架け橋を描く

ゴツプロ!第十一回公演『流浪樹~The Wanderer Tree~』



2025年5月29日から6月8日の期間、東京都世田谷区に位置する本多劇場にて上演されるゴツプロ!の新作『流浪樹~The Wanderer Tree~』。本作は、日本と台湾の文化や人々の深いつながりを描いており、戦後80年という特別な年の節目にふさわしい演劇となっています。

公演の概要


『流浪樹』のチケットは、3月22日(土)11:00よりカンフェティで一般発売が開始されます。ゴツプロ!は、2015年に結成され続けている演劇集団で、数々の公演を通じて日台の文化交流を深めてきました。実力派俳優陣を揃え、数々の受賞歴を誇る中津留章仁が脚本・演出を手掛ける本作が、どのように新たな物語を紡ぐのか注目です。

物語の背景


物語は1943年に遡ります。日本による台湾の統治下で、特別志願兵制度が導入され、日本人の宇津井剛志と台湾人の陳志明が訓練所で出会うところから始まります。異なる背景を持つ彼らがどのように絆を育んでいくのか、そして戦地へ向かう運命に翻弄される様子が描かれます。戦後、剛志が思いがけず再会する淑華との交流により、物語は新たな展開を見せます。

多国籍キャストによる演技


出演するキャストには、ゴツプロ!のメンバーに加え、台湾からの実力派俳優として張寗(Chang Ning)、黃冠智(Akira Huang)も参加します。他にも奥津裕也、銀ゲンタなど、豊かな表現力を持つ多彩な俳優陣が揃い、異なる文化背景を持つ人物たちの交流が舞台上でどのように描かれるのか期待が高まります。

演劇を通じた文化交流


ゴツプロ!は、台湾との演劇交流を継続的に行っており、これまで台北公演などでも海外進出を果たしてきました。2024年末から2025年初にかけては、北投アートフェスティバルに参加し、この新たな公演を通じて、台湾の観客との絆をさらに深めることでしょう。

未来への架け橋


『流浪樹~The Wanderer Tree~』は、単なる公演にとどまらず、異なる文化が交わる未来に向けての一歩でもあります。演劇を通じた架け橋となるべく、日台の若者たちがどのように特別な思いを抱いているのかが伝わってくる作品となることでしょう。

公演情報


日時:2025年5月29日(木)~6月8日(日)
会場:本多劇場(東京都世田谷区北沢2-10-15)
チケット料金:7,000円(早期割引6,500円、特定回)

詳細情報やチケット購入については、公式ホームページおよびカンフェティをご覧ください。これからの文化交流の未来を見据えた一大イベントに、ぜひご期待ください。


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