岸谷蘭丸の波乱万丈な中学生活と壮絶留学体験を告白！

岸谷蘭丸、堕落の中学時代と壮絶な留学の実体験

ABEMAで放送中のバラエティ番組『しくじり先生俺みたいになるな!!』の最新エピソードでは、岸谷蘭丸が自身の波乱に満ちた学生生活を赤裸々に語りました。彼は国民的俳優、岸谷五朗さんとミュージシャン、岸谷香さんを親に持つ実業家という背景を持っていますが、彼の道のりは想像以上に波乱に満ちていました。

中学受験と堕落した生活

岸谷蘭丸は中学受験で名門・早稲田実業中等部に合格し、エリートの仲間入りを果たしました。しかし、伝統を重んじる校風が彼には合わず、少しずつ堕落した日々を送ることになります。彼は「どうせ大学に行けるし、勉強をする必要がない」と怠惰な生活に浸り、2年次には250人中243位という衝撃的な成績を残したのです。

さらに驚くべきことに、彼は友人から小テストを買収して成績不振を親に隠すという行為を続けていました。いわば「完全な闇堕ち」の状態にあったわけです。しかし、中学2年の冬、ある決断を下します。「勉強を続けても意味がないのでは？」という思いから、彼はその環境から抜け出し、次のステップを考えました。

海外留学の選択

「特別な存在である僕が、キャリアダウンをするなんて考えられない」と焦る彼は海外留学を決意。ニューヨークの私立高校に通うことを目指しました。この決断は、彼の人生を一変させる重要な転機となりました。留学にかかった費用は約7000万円であることや、「おかん、ホンマごめん」と涙ながらに母親に懺悔する場面も印象的でした。

留学準備予備校での3か月間を経て、念願のニューヨークの高校に入学。彼は寝る間も惜しんで勉強し、「1年で4年の課程を終わらせる」という偉業を達成しましたが、成功の裏には「物足りなさ」を感じていました。

エリート学校での新たな苦難

次なるステップとして、彼はプリンストン高校に転校しますが、そこでさらに辛い現実に直面します。エリート学生に囲まれ、彼は言葉の壁や孤独感に苦しむことになりました。「周囲が何を言っているのかわからない」「友達がいない」と、彼の心は徐々に追い詰められていき、体重も減少するなど健康にも深刻な影響が現れたのです。

病み期と心の葛藤

岸谷蘭丸は、精神的な病み期を経験し、「カウンセリング室に入れられる」ような状況に追い込まれるなど、自身のメンタルヘルス問題についても赤裸々に語りました。それでも、彼は必死に学校に通い続け、受験を重ね、見事イタリアの名門・ボッコーニ大学に合格を果たします。この成功は、彼が経験した様々な苦悩の集大成となりました。

番組の最後では、大学進学後から現在に至るまでの自らの成長と、今後の夢についても展望した岸谷蘭丸の姿を見逃さずに、ぜひご覧ください。