スポーツナビの企業リブランディング
2025年12月1日、スポーツナビ株式会社は新たな企業理念に基づくリブランディングを実施しました。この取り組みは、同社が目指す「豊かなスポーツライフの実現」を強化し、社会にその価値をしっかりと伝えるための重要なステップです。
リブランディングの一環として、同社は企業理念であるパーパス、ミッション、ビジョンを再定義しました。
- - パーパス: 豊かなスポーツライフの実現
- - ビジョン: 毎日の真ん中に
- - ミッション: 日本のスポーツDXをリードする
以前のミッションとして掲げていた「豊かなスポーツライフの実現」を新たにパーパスとして位置づけ、ビジョンには「毎日の真ん中に」を明記しました。このビジョンは、スポーツを単なる娯楽ではなく、生活の必需品として位置づけたいという意図を持っています。
新たなミッションは「日本のスポーツDXをリードする」として、最新のテクノロジーを活用しスポーツ団体の運営を支援し、さらにその発展に寄与することを目指します。これにより、スポーツがもっと身近なものとなり、多くの人々に楽しさと価値をもたらすことが期待されます。
この企業理念は、新しく開発されたロゴに視覚的に表現されています。新ロゴは、これまで大切にされてきた「安定感」と「信頼感」を引き継ぎながらも、「先進性」と「アクティブさ」を強調したデザインへと生まれ変わりました。さらに、コーポレートサイトも刷新され、スポーツナビが目指す世界観を体験できる新構成になりました。
代表取締役社長からのコメント
代表取締役社長の小用圭一は、今回のリブランディングは大幅な変更ではなく、これまでの価値を大切にしつつ時代に合わせて適応させる「アップデート」と位置づけていると述べています。全社員参加型のブレーンストーミングを行い、丁寧に新理念を構築してきました。スポーツナビは、今後もデジタルトランスフォーメーションを通じて、スポーツに関係する人々に対して貢献を続けていく意向です。
デザイン責任者の思い
また、デザイン責任者である石渡寛之は、リブランディングの目的は単にデザインを新しくすることではなく、そのメッセージをいかに伝え、どのように受け取られるかが重要であると強調しています。「スポーツの価値が日常に溶け込む未来」を実現するため、スポーツナビは新しいブランドをもって進化を続けていきます。
このように、スポーツナビのリブランディングは単なる表面的な変化に留まらず、企業の根幹にある理念を見直し、未来に向けた新たな挑戦として捉えられています。今後、彼らがどのような形でスポーツの価値を日常生活に浸透させていくのか、ますます注目が集まります。