最新テクノロジーで体感するLiVSの没入パフォーマンス映像

アイドルグループ「LiVS」が、先日Ampliumで公開した映像作品は、ただのパフォーマンス映像とは一線を画しています。今回、世界で初めて商用化されたApple Immersive Videoカメラ「Blackmagic URSA Cine Immersive」を使用して撮影されたこの映像は、アイドルのパフォーマンスを超高解像度3Dビデオと空間オーディオで再現し、視聴者をまるでライブ会場にいるかのような没入体験へと誘います。

特に注目なのは、公開された「Believe」と「JUST ONCE」の2曲です。渡邊徹氏がディレクターを務め、距離感にこだわりながら撮影を行ったこの映像は、一瞬でファンの心をつかむ仕上がり。カメラをファンだと思ってパフォーマンスするようにメンバーにも指導し、よりリアルな距離感を追求したと言います。

Blackmagic URSA Cine Immersiveの魅力

「Blackmagic URSA Cine Immersive」は、180度のステレオスコピック三次元映像を撮影するために設計されたハイエンドカメラです。Apple Vision Proに最適化されており、世界初の商用カメラとして登場しました。このカメラで撮影された映像は、片目あたり8,160 × 7,200ピクセル（約5,987万画素）という驚異的な解像度と、片目8K級の緻密な立体映像を実現しています。

光学系はラージフォーマット用に特別設計された固定式デュアルカスタムレンズシステムを採用しており、16ストップのダイナミックレンジをサポート。これにより、視覚的に非常に豊かな体験を提供します。

LiVSの独自性と未来

「LiVS」は「Life is Very Short」という名前のもと、4人のメンバーが多様な楽曲でファンを魅了しています。2023年8月にデビューし、すでに2025年には2周年記念ライブを控えている彼女たち。

今回の映像作品が公開されたAmpliumは、イマーシブビデオプラットフォームとして新たな体験を提供しており、テクノロジーの進化がもたらす楽しみを忘れさせません。

このような最先端技術を用いた映像体験では、ダンスや歌唱だけでなく、どんな空間であっても観客との距離を感じないパフォーマンスが可能になるのです。