新風を巻き起こす『初音ミク NT(Ver.2)』がいよいよ登場!
2025年3月18日、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社が誇る音楽ソフトウェア『初音ミク NT(Ver.2)』の発売が決定しました。これは、2020年にリリースされた『初音ミク NT』の大規模なアップデート版であり、既存のユーザーは無償で利用できる特典も用意されています。音楽創作の現場において、どのような変化をもたらすのか、非常に楽しみです。
新たな歌声表現エンジン『M9』の実力
『初音ミク NT』は、クリプトンが開発した歌声合成ソフトウェアで、特にボーカリストにとって使いやすい設計です。『Ver.2』では、これまでの歌声合成エンジンが一新され、新しく採用された「M9」エンジンが、そのパフォーマンスを引き上げる役割を果たします。この新しいエンジンによるよりリアルな歌声表現は、クリエイターたちにとって新たなインスピレーションの源となるでしょう。
自由度を高める新機能「Automatic Control」
このバージョンの目玉とも言えるのが、「Automatic Control」機能です。この機能により、歌唱スタイルやニュアンスを選択するだけで、ピッチカーブやビブラート、さらには声の色合いまでも調整できるようになります。クリエイターが細かい調整を行うことで、自分自身の理想の歌声に近づけるのがポイントです。また、2024年10月から公開されたEarly Access版でのフィードバックをもとに、さらに使いやすさが向上しています。
音楽制作の幅が広がる新エンジンと機能
新エンジンと「Automatic Control」を利用して、音楽制作の自由度が大幅に拡大。たとえば、ダイナミックなピッチモデルや多彩な声の色合いが加わることで、個々のクリエイターが持つスタイルを活かしやすくなります。これにより、『初音ミク NT(Ver.2)』では、音楽制作においてさらなる多様性を持つ作品が生まれると期待されています。
ユーザーのための特典と導入方法
アップデート版『初音ミク NT(Ver.2)』は、既存のユーザーは無償で利用できるため、多くの方々がこの新しい機能を体験できることを楽しみにしているでしょう。また、製品を所有している方には、特別な価格でのクロスグレードも用意されています。これにより、多くのクリエイターがこの機会に手に入れやすくなっています。
また、正規ユーザー登録を行うことで、Early Access版を無償で取得し、発売前に新しい機能を体験するチャンスも。今後の音楽制作に役立つ貴重な経験となることでしょう。
クリプトン・フューチャー・メディアの挑戦
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社は、札幌市を拠点に、サウンドに関する様々なサービスを展開している企業です。2007年に初音ミクを開発し、今日まで多くのクリエイターに影響を与え続けています。音声技術開発や音楽配信プラットホームの運営、さらには地域プロジェクトへの取り組みなど、多岐にわたる事業を展開しています。音楽制作を支えるこの企業の新たな試みに、是非ご注目ください。
まとめ
『初音ミク NT(Ver.2)』は、2025年3月18日に正式リリースを迎える予定です。新しい機能とエンジンによって、音楽制作がより手軽に、そして多様に行えるようになります。クリエイターたちにとって最高のツールとなる「初音ミク NT(Ver.2)」。その魅力をいち早く体験してみてはいかがでしょうか。