第25回夏季デフリンピック競技大会にNTTコノキューが協賛
株式会社NTT QONOQ(通称:コノキュー)は、2025年に東京で開催される「第25回夏季デフリンピック競技大会」にゲームズサポートメンバーとして参画することを発表しました。この大会は、デフリンピックが100周年を迎える特別な年でもあり、日本初開催となる意義深いイベントです。
デフリンピックとは何か
デフリンピックは、耳に障がいを持つアスリートたちによる国際的なスポーツイベントで、「デフ(Deaf:耳がきこえない)」という言葉と「オリンピック」が組み合わさって生まれました。国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)の主催で、4年ごとに世界各地で実施されています。そして今年の11月15日に始まる大会では、選手たちが多様な競技で競い合います。
NTTコノキュー代表の丸山社長のコメント
「第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025」の開催を心からお祝い申し上げます。」と大変嬉しそうに語るのは、NTTコノキュー代表取締役社長の丸山誠治氏です。「デフリンピック100周年と日本初開催という特別な大会に、私たちがゲームズサポートメンバーとしてかかわることができ非常に光栄です。私たちの理念に基づき、XRテクノロジーを駆使して新たな観戦価値を提供し、アスリートや観客、関係者が一体となれる感動的な体験を創出したいと考えています。」
コノキューの取り組み
大会の期間中、コノキューは各競技会場(陸上、水泳、バレーボール)で「音が見える、音を感じる」観戦体験を提供します。具体的には、コノキューが開発したXR技術とスマートグラス「MiRZA®(ミルザ)」を活用します。このデバイスを装着することで、観衆は試合に関する情報や選手の紹介、スコアボードをリアルタイムで確認しながら観戦できるなど、新しい形の観戦体験が実現します。
ユニバーサルコミュニケーション技術とは
コノキューは、国籍や障がいの有無にかかわらず、誰もが分け隔てなくコミュニケーションを取れるようデジタル技術を駆使するユニバーサルコミュニケーションを推進しています。これは、デフリンピックの精神にも通じる大切な考え方といえるでしょう。
今後の展望
NTTコノキューは、今後もXR技術を駆使して、インクルーシブで感動を共有できる体験の創出に挑み続けます。デフリンピックという特別な舞台で、我々の技術はますます多くの人々に喜びを届けることが期待されています。
企業情報
株式会社NTTコノキューは、2022年にNTTドコモの完全子会社として設立され、VRやAR、MRなどの技術を利用したサービスを広範囲にわたって展開しています。企業のDXを支援し、より豊かで多彩な社会の実現に貢献しています。
詳細については、
NTTコノキューの公式ホームページをご覧ください。