バリアフリー上映会
2025-10-20 11:06:06

目や耳に障がいのある方も楽しめるバリアフリー上映会のご案内

あうるすぽっとバリアフリー上映会のご紹介



公益財団法人としま未来文化財団は、東京都豊島区のあうるすぽっとで「バリアフリー上映会」を開催します。このイベントは、視覚や聴覚に障がいのある方を含む、すべての人々が映画を楽しめることを目的としています。毎年実施されるこの上映会では、名誉都民となった草笛光子さんが主演するコメディ映画『九十歳。何がめでたい』と、ぴあフィルムフェスティバル2020でグランプリを受賞したドキュメンタリー『へんしんっ!』の二作品が上映されます。

バリアフリーの配慮


本上映会では、いくつかのバリアフリー機能が導入されています。
  • - バリアフリー字幕:会話する人や音の情報を含む字幕が表示され、映画の内容がより理解しやすくなります。
  • - 音声ガイド:場面展開や役者の動きを音声で解説するガイドがあります。
  • - 手話通訳:当日受付で手話通訳のサービスを提供します。
これらのサポートにより、障がいの有無に関わらず、誰もが映画を楽しむことができる環境が整っています。

上映詳細


バリアフリー上映会の日程は2025年11月1日(土)。会場はあうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)で、上映作品のスケジュールは以下の通りです:
1. 『九十歳。何がめでたい』 10:30〜12:09(99分)
2. 『へんしんっ!』 14:30〜16:04(94分)

また、両作品の上映後には、特別なトークイベントも開催されます。このイベントには、監督の石田智哉氏や俳優の美月めぐみ氏が登場し、作品についての討論や情報共有が行われます。

映画作品の紹介


『九十歳。何がめでたい』


この映画は、直木賞作家・佐藤愛子の人気エッセイを原作に、90歳を迎えた草笛光子がエネルギッシュに演じる作品です。観客は、佐藤愛子が語る人生の機微を笑いと共感をもって体感できます。発表以来、多くの人々に愛され続ける作品となっています。

『へんしんっ!』


石田智哉監督が自身の経験を通じて、障がいを持つ多様な表現者たちを描いたドキュメンタリーです。また、様々な視点から「障がい」について考える機会を提供します。監督が直接パフォーマンスを体験する様子は、感動的な瞬間を生み出します。

文化芸術のアクセシビリティ


この上映会はただの映画鑑賞にとどまらず、障がいの有無に関係なく、全ての人が共通する楽しみや感動を分かち合える場を形成します。主催者は、すべての人が歯車となりつつも、個々のストーリーを大切にすることを願っています。このイベントを通じて、文化芸術のアクセシビリティの推進に寄与し、より多くの人々が「劇場で映画を観る」ことができることを目指します。

参加方法


参加費は500円で、介助者が1名無料です。映画ファンや、障がいを持つ方々、すべての人々が共に楽しめるこの貴重な機会に、ぜひご参加ください。詳細は、あうるすぽっとの公式サイトでご確認ください。


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