肝炎検査推進活動
2026-08-18 12:24:37

新潟で肝炎検査を呼びかける島谷ひとみとNGT48の活動

新潟で肝炎検査を呼びかける島谷ひとみとNGT48の活動



2026年8月2日、新潟県のガレッソホールにて、日本肝臓学会市民公開講座「光 ― 一燈照隅 肝臓を知ることが、あなたの未来を照らす」が開催されました。このイベントには、スペシャルサポーターを務める島谷ひとみさん、さらにNGT48の甲斐瑞季さんと細矢夏帆さんが登壇し、肝炎ウイルス検査の重要性を訴えました。

この講座では、新潟大学大学院の寺井崇二教授とともに、肝臓、筋肉、そして食生活の密接な関係について、地元新潟ならではの素材を交えながら熱心なトークが繰り広げられました。まずは甲斐さんが新潟県内で受けられる肝炎ウイルスの無料検査について説明。「新潟県では、県内にある30カ所の病院や保健所で事前予約を行えば、無料で肝炎ウイルス検査を受けられるんです。まずは知ることが大切です」と訪れた市民に呼びかけました。

この呼びかけに対し、寺井教授は「肝臓はしばしば『沈黙の臓器』と言われます。自覚症状がほとんど無く、気づかない間に症状が進行してしまうことが一番の恐れです。だからこそ、生涯に一度はきちんと検査を受け、自分の健康状態を把握することが重要です」と強調。さらに、C型肝炎に対する新しい治療薬が開発され、効果的な治療環境が整っていることも紹介しました。

島谷さんは、「私たちがこの活動を通じて学んできたのは、多くの人が『検査を受けることを知らない』という事実です。健康診断にも含まれている場合があるので、ご自身だけでなく、大切な方にも検査を受けることをすすめてほしいです」とメッセージを送りました。

続いて、健康寿命を維持するための「筋肉」と「肝臓」の関係に話が移ります。寺井教授は「筋肉は実は『第2の肝臓』と呼ばれているんです」と述べ、会場から驚きの声が上がりました。筋力低下(サルコペニア)の指標として「握力」が非常に重要であることから、登壇者全員によるリアルタイムの握力測定が行われました。女性の健康基準値は18kgですが、島谷さんは「23.4kg」、細矢さんは「23.5kg」を記録し、拍手が沸き起こる中、甲斐さんは「12.7kg」と少々予想外の結果に。「私は18歳なのに…!」と困惑し、会場は和気あいあいとした笑いに包まれました。

寺井教授は、「NGT48の皆さんのダンスは、運動強度として約4METsに相当しています。楽しみながら身体を動かすことは、精神的にも良い影響を与えるんです」とフォロー。日常生活で楽しみながら運動を続ける重要性を説いていました。

質問が新潟の食事に及ぶと、寺井教授は「新潟の食事は魚中心の和食が多く、非常に健康的です。しかし、最近は脂質の摂取割合が増加しています。伝統的な新潟の食事と運動を組み合わせることが、大切な脂肪肝の予防につながります」とアドバイスしました。また、清酒の消費量が多い新潟県民に対しては、アルコールの適量に注意する必要があると警告。「アルコールの過剰摂取や運動不足は肝臓に負担をかけます。休肝日を設けて、週単位で総アルコール量をコントロールすることが大切です」と強調していました。

講座の終盤では、「一燈照隅」の理念に基づき、参加者が自分の場所で輝くことで社会を明るく照らすことの大切さが語られました。島谷さんは、「今日学んだことを活かして、健康を維持しながら美味しい食事やお酒を楽しんでいきたいです。私たちはこの光をより多くの人々に届けたい」と意気込みを表しました。参加した約80名の市民が自身の健康に向き合い、地域社会に対する予防の意識を高めることができた貴重な機会となりました。これからも肝炎に関連する検査の普及と、健康的なライフスタイルを提唱する活動が期待されます。

開催概要


  • - 催事名:日本肝臓学会市民公開講座 甲信越地区
  • - 日時:2026年8月2日(日)13:00~15:30(サポーター登壇:14:50~15:10)
  • - 開催場所:ガレッソホール(新潟県新潟市中央区花園1-2-2)
  • - 出席者:島谷 ひとみ 氏(「知って、肝炎プロジェクト」スペシャルサポーター)、甲斐 瑞季 氏(NGT48)、細矢 夏帆 氏(NGT48)、寺井 崇二 氏(新潟大学大学院医歯保健学研究科 教授)


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