高嶺のなでしこが送った感動の三周年記念ライブレポート

高嶺のなでしこが贈る3周年の感謝祭

最近、幕張メッセで行われた高嶺のなでしこの3周年記念ライブ「A Wonderful Encounter」は、アーティストにとって特別な日を飾るにふさわしい壮大なイベントでした。約5000人のファンが集結し、ニコニコ生放送でも配信されたこのライブでは、グループの成長と感謝の気持ちが存分に表現されました。

開演前からの期待感

開演前、特に海外からのファンも多く訪れ、会場は期待感で包まれていました。影ナレの中でMCを務める松本ももなさんと東山恵里沙さんがファンへの思いを語りかけると、歓声が響き渡ります。いよいよ始まるその瞬間、ロックなトラックが流れ、オーバーチュアへと移行します。場面が明るく照らされ、メンバーが自転車に乗って客席を駆け抜けるサプライズ演出には、お客さんが興奮の声を上げました。

疾風のようなパフォーマンス

制服風の衣装に身を包み、ファーストソング「初恋のこたえ。」が披露されると、フレッシュでキュートなエネルギーが会場を包み込みます。この演出はまるで懐かしい学校の日々を思い起こさせるもので、ファンと心を一つにする時間が流れました。続いて、昨年のメジャーデビュー曲「恋を知った世界」と「病名恋ワズライ」が次々と披露され、会場の熱気は最高潮に達しました。

ファンとの距離を縮めるサプライズ

「メランコリックハニー」や「可愛くてごめん」など、キュートな楽曲が続く中、メンバーはセンターステージを活用し、ファンとの距離を縮めていきます。特に松本のソロパートでの「私とKissしてくれますか？」のシーンでは、観客が大きな歓声を上げ、盛り上がりが一層加速しました。このパートでは、ファンもメンバーも笑顔が溢れ、嬉しい瞬間を分かち合いました。

新たな一歩を感じさせる楽曲たち

メンバーが退場した後は、都会的なトラックとともに新たな衣装に変わった9人が「僕は君になれない」を披露。アイドルとしての責任と意志を感じさせるパフォーマンスで、ファンからのコールが鳴り響きました。「女の子は強い」では松本のソロパートから「ももな」コールが発生し、センターステージでのパフォーマンスが繰り広げられました。

ヒートアップしたパフォーマンス

「ライフクエスト」と「ユメムスビ」では、撮影可能タイムが設けられ、メンバーがトロッコに乗ってファンの近くへ。コミカルな仕草も交えたパフォーマンスで現場は歓声が飛び交いました。「ユメムスビ」はグループの初のリリース曲であり、この瞬間が彼女たちの3年間の努力と成長の象徴でもありました。

感謝と未来への覚悟

ライブの終盤、橋本が「最高の景色をありがとうございます」と観客に感謝を伝え、メンバーは「アイドル衣装」を披露。ファンとメンバーの絆を表現するかのようなパフォーマンスが続きました。映像上映の後に「この世界は嘘でできている」の歌唱が行われ、メンバー同士の一体感が生まれました。そして続く「革命の女王」や「ファンサ」で激しい盛り上がりを見せ、最後の「美しく生きろ」へとつながりました。

感動のフィナーレ

アンコールでは新衣装での新曲「花は誓いを忘れない」が初披露され、会場の熱気が再び高まりました。さらに、来年2月から日本とアジアでライブツアー開催の発表もあり、ファンからの期待が再燃しました。そして、最後には「初恋のひと。」が歌われ、「初恋のこたえ。」と見事にリンクした構成でライブを締めくくりました。