近藤真彦の夢が実現!「マッチのマーチがあなたの街にリターンマッチ」プロジェクト始動
株式会社エムケイカンパニーと日産自動車大学校が、「マッチのマーチがあなたの街にリターンマッチ」という新しいプロジェクトを立ち上げました。今回、公式メディアパートナーとして『ベストカー』がこの取り組みをサポートし、読者にリアルタイムで報告していくことになります。
プロジェクトの背景
エムケイカンパニー代表の近藤真彦氏は、自動車雑誌『ベストカー』の連載「クルマにBANZAI」で初代日産マーチ(K10)のMT車を手に入れたいという思いを綴っています。彼が手に入れたのは、なんと希望とは反してAT車でしたが、そこから彼の夢が動き出します。
きっかけは、KONDO RACINGが主催する人財育成プログラム「日産メカニックチャレンジ」で、近藤氏が日産自動車大学校の学生たちから「監督のマーチを整備したい」という提案を受けたことです。これにより、日産自動車大学校でのレストアプロジェクトがスタートすることになりました。
プロジェクトの具体的な取り組み
このプロジェクトは、ただ古い車を修復するだけに留まりません。次世代の整備士を育成することも目的とし、自動車の仕組みや日産自動車の技術を学ぶ貴重な機会が提供されます。整備作業は、日産自動車大学校の有資格の講師が監修し、在校生が実際に手を動かして行います。
近藤氏も自身の夢が実現することに興奮を覚えており、学生たちにこの体験を通じて未来の整備士としてのスキルを身につけてほしいと語っています。
学校のメッセージ
日産自動車大学校の本廣好枝学長は、学生たちにこの実習がどれほど貴重な経験になるかを強調しています。現実のお客様の車を整備することは、技術だけでなくコミュニケーションやチームワークすら育む貴重な機会となります。このプロジェクトを通じて、学生たちがモノづくりの楽しさに触れ、整備士という職業の魅力を理解してくれることを期待しています。
ベストカーの役割
『ベストカー』の塩川雅人編集長も、このプロジェクトが自動車業界に与える影響について触れています。「クルマは楽しい、夢がある」とのテーマをもとに、プロジェクトの継続的な報告を通じて読者に感動を届けることを約束しています。
プロジェクトのスケジュール
以下は、今後の整備作業の概要です。
- - 2025年1月: 日産京都自動車大学校での作業工程確認
- - 2025年3月: 現車の動作確認
- - 2025年4月: 日産栃木自動車大学校でエンジントランスミッションを脱着
- - 2025年5月: 日産愛媛自動車大学校でオーバーホール
- - 2025年8月上旬: 日産京都自動車大学校でボディの板金リペア
- - 2025年8月下旬: 日産横浜自動車大学校での部品換装
- - 2025年10月: 愛知自動車大学校でのエンジン・トランスミッションの搭載
- - 2025年11月: 愛媛校での仕上げ作業
- - 2026年1月: 東京オートサロンでの披露予定
(※スケジュールは変更の可能性があります)
このプロジェクトは、学生たちにとって貴重な経験を提供するとともに、次世代を担う整備士を育てるための基盤を築くものとして期待されています。ベストカーは、このプロジェクトを通じて、整備の魅力が多くの人々に伝わることを願っています。