ジャカルタE-Prix
2025-06-20 11:22:02

フォーミュラEシーズン11、ジャカルタに再上陸!GEN3 Evoでの熱戦が始まる

フォーミュラEシーズン11、ジャカルタでの新たな一幕



ABB FIAフォーミュラE世界選手権が、2025年6月21日にシーズン11の第12戦をインドネシア・ジャカルタで開催します。舞台となるのは、観光スポットとしても知られるアンチョール・ビーチに特設された全長2.37kmの市街地コース。このレースでは、22名のトップドライバーが、インドネシアでは初めてとなるGEN3 Evoマシンで熱戦を繰り広げる予定です。

ジャカルタE-Prixの魅力



今回のジャカルタE-Prixは、シーズンの佳境に差し掛かっており、これまでに7人の異なる優勝者が生まれ、表彰台には15人のドライバーが上っています。特に、日産フォーミュラEチームのオリバー・ローランドが171ポイントでドライバーズ選手権をリードしており、その働きが注目されるところです。

さらに、サーキットはバンク(傾斜)のあるセクションや起伏、テクニカルセクション、そして高速コーナーが組み合わせられ、多彩な挑戦がドライバーたちに待ち構えています。スタート/フィニッシュストレートを長く駆け抜けた後、タイトなオープニングセクターに入るこのコースは、ターン1の右コーナーを過ぎることで連続ターンへと流れ、最終セクターでは複雑なセクションを経てラップを締めくくることになります。

サステナブルな未来への取り組み



2025年のジャカルタE-Prixでは、持続可能性にも重点が置かれており、フォーミュラEは「世界で最も持続可能なスポーツ」として、地域社会や環境への影響を考慮した取り組みを展開しています。サーキットにおいては、送電網からの電力と100%再生可能なHVO燃料を使用して、低炭素な電力供給を実現し、地域の脱炭素化イニシアチブを支援します。また、障がい者や女性、若者を対象としたリーダーの育成プログラム「Climateability」に対する寄付などが行われており、地域の強化に向けた努力が続けられています。

過去の実績を振り返る



フォーミュラEがジャカルタで開催されたのは2022年が初めてで、その際は多くの観客が見守る中、接戦が繰り広げられました。特にミッチ・エヴァンスやパスカル・ヴェアラインといったドライバーたちが巧みに競い合っており、再来のジャカルタ戦でもその興奮が期待されています。実際、昨年はダブルヘッダーが実現し、興奮は倍増しました。

注目のドライバーたち



2025年ジャカルタE-Prixでは、誰が優勝の栄光を手にするのかが注目されます。首位を走るローランドと、相性抜群のマクシミリアン・ギュンター、今季好調なテイラー・バーナードといった新星たちの競争が見どころです。

放送情報と今後のスケジュール



2025年サリナ・ジャカルタE-Prixは現地時間の15時05分(日本時間では17時05分)に決勝スタートを予定しています。日本ではJ SPORTSとBSフジにて放送される予定です。詳細は公式ウェブサイトをご確認ください。今後のレーススケジュールも要チェックです。

フォーミュラEは次世代の持続可能なモータースポーツの先駆けとして、環境と地域社会への影響を考えたレースを積極的に展開していくことが期待されており、2025年のジャカルタE-Prixもその一環として位置づけられています。

フォーミュラEの魅力あるレース展開と、そのサステナブルな未来への取り組みに、心踊る瞬間を待ち望むファンが多いことでしょう。


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