JVCケンウッドが8年連続「PRIDE指標」ゴールド受賞
株式会社JVCケンウッドが、一般社団法人work with Prideが策定した「PRIDE指標」において、8年連続で「ゴールド」を受賞したことを発表しました。この評価は、企業・団体がLGBTQ+に関して行う取り組みの質を測る重要な指標です。
PRIDE指標とは?
「PRIDE指標」は、LGBTQ+に関する取り組みを評価するために設定された5つの評価基準から成り立っています:
- - Policy(行動宣言)
- - Representation(当事者コミュニティ)
- - Inspiration(啓発活動)
- - Development(人事制度・プログラム)
- - Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)
これらの基準に基づき、JVCケンウッドは特に以下の取り組みが評価されました。
担当責任者からのメッセージ発信
経営層が自らダイバーシティ&インクルージョンを推進するメッセージを発信し、社内外に向けて積極的に働きかけています。様々な背景を持つ個人を尊重する企業文化が浸透しつつあることが指摘されています。
就業規則の見直し
社員の就業規則の見直しも大きな評価ポイントとなりました。配偶者の定義に「事実婚の相手方」や「同性パートナー」を含めることにより、より公平な待遇が確保されています。これにより、家族手当や結婚休暇など、さまざまな権利が保障されており、従業員の多様なライフスタイルに応じた配慮がなされています。
イベント開催による啓発活動
さらに、JVCケンウッドは「LGBT-Allyプロジェクト 2025」にも参加。従業員やその家族が参加できる「LGBT-Allyプロジェクト映画祭」を開催し、LGBTQ+についての理解を深める活動を行っています。このようなイベントを通じて、社会的なアライ(支援者)としての役割を果たし続けています。
Tokyo Pride 2025への参加
日本最大級のLGBTQ+祭典「Tokyo Pride 2025」にも積極的に参加し、従業員を巻き込んだパレードに参加しました。このような文化イベントに参加することは、内部の理解を深めるだけでなく、外部への強いメッセージともなります。
未来に向けた展望
JVCケンウッドは、ダイバーシティ&インクルージョンの推進を企業基盤強化の一環として位置付け、今後も多様性を尊重する組織や風土作りに挑む姿勢を示しています。LGBTQ+の権利がさらに拡充することにつながることが期待されます。
このように、JVCケンウッドはLGBTQ+の取り組みを重視し続け、社会全体の理解と支援を広げるために努力しています。もっと多くの企業もモデルとして彼らの取り組みを見習うことが期待されます。
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