Fanatics Japan、新オフィス開設
世界的なデジタルスポーツプラットフォームを運営するファナティクス・ジャパンが、麻布台ヒルズに新たなオフィスを開設しました。この新拠点は、ファン体験の向上と社員のエンゲージメントを支える空間として設計されています。ファナティクス・ジャパンの目的は、ファン、社員、パートナーとの共創を通じて、より豊かな価値を生み出すことです。
新オフィス開設の背景
ファナティクスは、スポーツの独自な熱を前面に押し出し、1,000以上のスポーツ組織と提携している企業です。日本法人であるファナティクス・ジャパンは、プロ野球やJリーグ、Bリーグと連携し、国内市場での成長を進めてきました。グッズ販売だけでなく、店舗設計や新サービスの開発にも取り組んでおり、その結果、社員数は150名を超えました。この成長に伴い、社員の活動を支えるための新しい拠点が必要とされ、新オフィスが設立されました。
新オフィスの特徴
新しいオフィスには、ファンの熱意を引き出すための特徴的なエリアがいくつか設けられています。
ショールーム
オフィスに足を踏み入れると、目を引くショールームが待っています。ここでは、ロッカールームを模した展示空間に、パートナーたちのグッズやメモラビリアが並びます。
テーマ別会議室
会議室は、サッカーや野球、バスケットボールなど、スポーツのジャンルやプロジェクトの性質に応じたデザインで、質の高い議論を促進します。
リラックス&交流スペース
麻布台ヒルズの眺望を活かしたオープンエリアでは、社員同士が自然にコミュニケーションをとれる環境が整えられ、クリエイティブな発想を促します。
パントリー併設のスポーツバー
このオフィスには、飲食とともにスポーツ観戦を楽しめるバーも用意されており、部門を越えたカジュアルな会話が生まれる場を提供しています。
ファナティクスが大切にする価値観
ファナティクス・ジャパンは、「ファン第一」の姿勢を強く掲げており、社員全員が共有する4つの行動指針「Bold」を大切にしています。
- - Builds Championship Teams: チャンピオンチームをつくる
- - Obsessed with Fans: すべてはファンのために
- - Limitless Entrepreneurial Spirit: 果てしないチャレンジ精神
- - Determined and Relentless Mindset: 不屈の精神で挑み続ける
これらの価値観は、日常業務や意思決定に反映され、オフィス自体がファンダムを広げる場となるように設計されています。
代表の言葉
ファナティクスのマネジングディレクター川名正憲氏は、「私たちは世界中のファンの熱狂を拡げる存在でありたい。新しいオフィスは、日本法人の拠点であると同時にアジアにおける本社としての役割も担います。この空間はファン、パートナー、社員が集まり、新しい価値を共創するための場所です」とコメントしています。
公開収録イベント
さらに、新オフィスの開設を祝して、YouTube番組『上原浩治の雑談魂』の公開収録も行われました。元メジャーリーガーの上原浩治氏とフリーアナウンサーの上重聡氏が参加し、ファナティクスならではの空間体験を交えたトークが展開されました。
イベント後、上原氏は新オフィスに設けられたサインウォールにサインをしました。この模様は2025年9月に放映予定で、オフィス内部のツアーも含まれています。現場の様子や詳細については、ファナティクスの公式noteにて公開されています。
まとめ
ファナティクス・ジャパンの新オフィスは、ファン体験をさらに高めるための拠点として注目されます。社員同士の交流やパートナーとの共創を通じて、スポーツの枠を超えた新たな価値を発信していくことでしょう。