AI映画祭、京都初上陸
2025-09-30 13:24:28

京都で開催される新たな映画祭「WORLD A.I. FILM FESTIVAL KYOTO 2026」の魅力とは

京都で開催される新たな映画祭「WORLD A.I. FILM FESTIVAL KYOTO 2026」の魅力とは



2026年3月12日と13日、ロームシアター京都 サウスホールにて、世界最初のAI映画専門の国際映画祭「WORLD A.I. FILM FESTIVAL KYOTO 2026」(通称:WAIFF Kyoto)が初めて開催されます。このイベントは、映画と人工知能の交差点を探る国際映画祭であり、フランス・カンヌで行われる「WORLD A.I. FILM FESTIVAL 2026」のプログラムの一環です。選ばれた受賞作品は、4月にカンヌで正式出品されます。

WAIFFの基本情報


WAIFFは元Apple COOであるマルコ・ランディ氏が創設した国際映画祭で、映画とAIの融合をテーマにしています。2025年にフランスのニースで行われた初の開催では、53カ国から1,500本以上のAI映画が集まり、2,000名を超える観客が訪れました。名だたるコンテンツ企業が参画し、世界におけるAI映画のスタンダード確立を目指しています。

この映画祭の特徴は、単なる技術の展示ではなく、AIをいかに物語に統合するかに重きを置いている点です。応募作品には、3種類以上の生成AIツールを使用することが求められ(そのうち1つは画像生成ツールである必要があります)、AIが持つ創造性が評価基準となります。

京都開催の意義


京都は千年の歴史を誇る都であり、日本の映画産業の発祥地です。この地域がWAIFFを開催することには大きな意義があります。2026年のWAIFF Kyotoでは、「Tradition × Innovation」というテーマのもと、伝統文化と最新のAI技術を融合させた新たな映画表現を世界に発信します。

さらに、映画祭ではセレクション上映だけでなく、「KYOTO PRO TALKS」と題した国際的な専門家による講演、ガラパーティー、AIツールのデモなど、さまざまなプログラムが用意されています。これらを通じて、クリエイター同士のネットワーキングも促進される予定です。

競技部門の詳細


WAIFF Kyoto 2026の競技部門は、2025年10月15日から応募受付が開始され、締切は2026年2月10日です。上映および授賞式は京都での映画祭期間中に行われ、最優秀賞を含むさまざまな賞が設けられています。応募条件は、3種類以上の生成AIツールを使用し、提出形式はHD品質の動画ファイルで行います。

短編、長編、縦型マイクロシリーズ、広告映像など多岐にわたるジャンルがあり、作品の表現の幅が求められます。また、受賞者には「Road to WAIFF Cannes 2026」公式コンペティションへの参加権が与えられ、国際的な配給会社やプロデューサーとのネットワーク構築の機会も提供されます。

まとめ


WORLD A.I. FILM FESTIVAL KYOTO 2026は、AIと映画の新たな協働を示す重要なイベントです。伝統と革新が交差する京都で、私たちは新しい映画の潮流を目の当たりにすることになります。興味のあるクリエイターは、ぜひ応募してみてはいかがでしょうか。新しい物語表現がここから生まれることを期待しましょう。


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