横浜エクセレンスが挑む！B3リーグプレーオフに向けた熱き戦いと決意

横浜エクセレンスがB3リーグプレーオフへ向けての戦いを終えて

横浜エクセレンス（以下、横浜EX）は、2024-25シーズンの「B3リーグレギュラーシーズン」において、ついに最終節を迎えました。東京ユナイテッドバスケットボールクラブとの対決では、試合結果が2戦とも悔しい敗北となりましたが、そこから得られたものや今後に向けた決意についてまとめてみたいと思います。

第30節東京ユナイテッドバスケットボールクラブ戦

初日は、アウェーで東京ユナイテッドバスケットボールクラブ（以下、東京U）と対決。関係が深い両チームによるこの試合は、順位が決まった後の1位・2位の直接対決でした。試合は横浜EXにとって厳しいものとなり、最終的に72-88で敗北を喫します。特に2Qでは東京Uの守備に苦しみ、多くのターンオーバーを犯してしまう結果となり、上下が激しいハンドラーの戦いに終始しました。

それでも、ハーフタイム中には特命広報隊の「Pick＆Roll」が会場を盛り上げ、ファンの応援が力になったのは間違いありません。試合後、キャプテンの大橋選手は、ゲーム内容の中で今後への課題をつかんだことを証言しています。「プレーオフに向けて、今のメンバーで何をできるか考え、修正していかなくてはなりません」との言葉は、その意気込みを強く感じさせるものでした。

再戦への決意

翌日行われたGame2では、横浜EXは93-97で惜しくも敗れたものの、立ち上がりから勢いを持って試合に挑みました。スターティング5に選ばれた選手たちがそれぞれの役割を果たし、特にトレイ・ボイドIII選手は1Qに19得点を挙げる活躍を見せ、チームを牽引しました。前日の悔しさを晴らすかのように、終始リードを守り続けたものの、最終的には東京Uに逆転されてしまい、またしても敗北という結果に。

この2試合を通して、若手選手たちが意欲的にプレーし、特に戸笈悠稀選手や小島睦希選手が光を放つシーンが印象的でした。彼らが活躍するようになることでチーム全体の士気も向上し、次のステージに進むための基盤が整いつつあるのではないかと感じさせられました。

プレッシャーと戦うエクセレンスファミリー

プレーオフに向けて、チーム全体が強く意識しているのは「次のレベル」に進むことです。アウェーでの連敗を経ても、どの選手もその先を見据えています。大橋選手は、「自分たちが今どれだけできるか、またその成果を出していくかが重要です」と語り、次の試合に臨む決意を強く表明しています。

いよいよ待ちに待った「B3リーグプレーオフ 2024-25」が開幕します。横浜EXはこの厳しいシーズンを1位で終え、上位8クラブによるトーナメント戦に進むことが決定。ホームでのB2昇格決定戦とB3優勝を目指し、全選手が力を合わせていく姿勢を見せています。

今後の展望

プレーオフ初戦は、「B3 PLAYOFFS QUARTERFINALS 2024-25」であり、対戦相手は山口パッツファイブに決定しました。試合は4月28日から始まり、会場は横浜武道館です。ファンの皆様にはぜひ応援をお願いしたいと思います。

横浜EXの輝かしい未来に期待しつつ、さらに高みを目指して走り抜けていく姿に注目です。選手たちの挑戦は今、始まったばかりです。