ヘドウィグ特別版
2025-05-08 18:32:28

ミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」の特別生演奏会が上映決定

スペシャル公演「JOHN CAMERON MITCHELL Midnight Radio」開催決定



2025年7月、東京と大阪で特別な生演奏会「JOHN CAMERON MITCHELL Midnight Radio -The History of Hedwig-」が開催されます。この公演は、名作ミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」の生みの親、ジョン・キャメロン・ミッチェルが自身で演出と出演を手掛ける贅沢な内容です。

公演の概要


日程は、東京で7月19日(土)から21日(月・祝)、大阪では7月23日(水)に行われます。注目されるのは、スペシャルゲストが参加すること。東京公演では、中村 中と浦井健治がそれぞれの公演で特別ゲストとして登場し、そして大阪公演では山本耕史が出演します。彼らはそれぞれの公演で「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」の楽曲を披露し、観る人々に特別な体験を提供してくれます。

「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」とは?


「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」は、1998年にオフ・ブロードウェイで初めて上演され、その後映画化もされました。2001年には、ミッチェルが主演・監督と多才な手腕を発揮し、世界的に広まりました。その独自の物語と音楽は、多くの人に影響を与え、特にセクシュアリティや自己認識についてのメッセージは、今なお色あせることがありません。2014年のブロードウェイでのリバイバル公演ではトニー賞4部門を受賞し、さらには2015年にはミッチェル自身がトニー賞名誉賞を獲得しました。

日本でも2004年から多様なキャストによって数多くの公演が行われ、特に中村 中、浦井健治、山本耕史は本作に深く関わってきたアーティストたちです。特に中村は、男女の境界を超えた演技で観客を魅了し、浦井は主演としてヘドウィグ役に挑戦しました。本公演は彼らにとっても特別な意味を持つことでしょう。

スペシャルゲストからのコメント


中村 中は、ヘドウィグを通して自己のセクシュアリティを明確に認識させられる体験を語っています。「手短に言えば、自分のセクシュアリティを明確にしてくれた作品」と語る彼は、ヘドウィグの音楽が持つ力を再確認する機会に期待を寄せています。浦井健治も、「生きることの豊かさ、刹那さ、尊さを学ぶ連続だった」と語り、ミュージカルの楽曲に対する深いリスペクトを表現しています。彼は本公演で共演する際の光栄さも強調しました。山本耕史もまた、ミッチェルとの共演を心待ちにしており、当時の思い出を胸に「ヘドウィグの楽曲を歌えることが光栄」と述べるなど、皆がこの特別な瞬間に期待を寄せています。

セットリストについて


この公演では、ヘドウィグの誕生から25年以上愛され続けている楽曲が全て披露される予定です。セットリストには「The Origin of Love」、「Wicked Little Town」、「Midnight Radio」など、名曲が含まれています。

この特別な公演は、ただのミュージカルの枠を超え、観客とアーティストの心をつなげる貴重な時間となることでしょう。音楽と感情が交錯するこの体験を、ぜひお見逃しなく。


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