近江八幡市で実現されるアート鑑賞の新提案
2025年9月20日から11月16日まで、滋賀県近江八幡市にて開催される「BIWAKOビエンナーレ2025」。この国際芸術祭では、アートと公共空間の融合を促進し、誰もが楽しめる文化体験の場を提供します。この度、BIWAKOビエンナーレ実行委員会とともに、WHILL株式会社が免許不要の近距離モビリティ「WHILL Model C2」を使った移動サービス「WHILLモビリティサービス」導入を発表しました。
アクセシビリティの向上によるインクルーシブ体験
近江八幡市旧市街地は、江戸・明治時代の町家や酒蔵等が点在する歴史的な空間。アート鑑賞をする上でのアクセス確保が期待されています。Edtech分野での進化を見せるWHILLのモビリティサービスを導入することで、年齢や身体的条件にとらわれず、多くの人々がアートと触れ合える体験が可能となります。市内での移動が便利になり、快適な環境でアートに親しむことができるでしょう。
WHILL Model C2の優れた特性
採用されるWHILL Model C2は、デザイン性に優れ、5cmの段差を乗り越える能力や、後輪を軸にした小回り性能が特長です。これにより、段差や勾配、凸凹した道などもスムーズに走行できます。徒歩と同程度の速さでの移動が可能なため、混雑した場面でも安全に走行できます。普段歩行がつらい方でも快適にアート作品を鑑賞することができるため、従来では訪れにくかったエリアに足を運び、多彩なアートに触れることができます。
地域経済への貢献
この取り組みは、単なるアート鑑賞体験の向上にとどまらず、地域の経済活性化にも寄与します。WHILLのモビリティサービスを利用することで、観光客や地元の人々が旧市街地を散策しやすくなります。アートに足を運ぶことで、周辺の飲食店やショップにも新たな訪問客が期待でき、相互にウィンウィンな関係が生まれるでしょう。
BIWAKOビエンナーレ2025の見どころ
BIWAKOビエンナーレは、2001年に初開催され、県内外のアート愛好者から高い支持を得ています。開催地が近江八幡市に移ってから18年が経ち、今回は11回目の開催です。近年、大阪・関西万博や滋賀国体といった大きなイベントが予定されている2025年は、国内外から訪れる方々が多いことでしょう。アートと地域文化が交流するこの機会に、WHILLを利用した快適な移動とともに多くの作品を楽しんでください。
WHILLモビリティサービスの利用方法
WHILLモビリティサービスは、BIWAKOビエンナーレのメイン会場である近江八幡旧市街地で利用可能です。利用者は、事前に現地にてウィルを借りたい旨を伝え、必要事項に同意の上で借りることができます。サービスは無料で提供され、貸出時間は10:00から16:30です(最終貸出は16:00)。利用条件として体重115kg以下で、足が足置きに届く方が対象となります。
ご案内
詳しいお問い合わせは、BIWAKOビエンナーレ実行委員会まで。これからの楽しみなイベントに向けて、ぜひ近距離モビリティWHILLを体験し、多様なアートとともに特別な時間をお過ごしください。