日本コンテンツのインド市場拡大を加速するギークピクチュアズとAA Filmsの提携

日本とインドの映像文化を繋ぐ新たな一歩

株式会社ギークピクチュアズが、インドの大手映画配給会社AA Filmsとの業務提携に合意しました。この提携は、日本とインド両国での映像作品の配給に新たな道を開くことを目的としています。

ギークピクチュアズは、東京を拠点とする映像制作会社であり、映画やアニメの制作、配給、広告映像の制作などを手掛けています。その中で、インドのGeek Pictures Pvt. Ltd.（以下GPI）と共に、AA Filmsが提供する映画や映像作品を日本国内で配信する権利を取得しました。さらに、日本の作品をAA Filmsを通じてインド市場に届ける独占代理店としても活動することが決定しています。

AA Filmsの実績

AA Filmsは、インドにおける映画配給のトップ企業の1つとして知られています。「バーフバリ」シリーズや「K.G.F.」シリーズ、「プシュパ覚醒」といった話題作を手掛け、最近では「Pushpa2:TheRule」がインド国内の約6,500スクリーンで公開され、興行収入で147億ルピー（約250億円）を達成しました。これらの成功により、AA Filmsはインド映像市場での地位を確立しています。

ギークピクチュアズ及びGPIは、映像制作から配給、宣伝までを包括的にサポートする体制を構築しています。2025年には、AA Filmsと共同で日印合作のアニメ映画「ラーマーヤナラーマ王子伝説」を、日本国内で最大規模となる610館、621スクリーンにて上映予定です。このプロジェクトは、両国間の文化交流を一層促進する重要なステップです。

今後の展望

今回の提携により、ギークピクチュアズはインド市場における日本コンテンツのさらなる拡大を目指しています。エンターテインメント文化の架け橋となることで、映像市場の活性化に貢献する意向を示しています。今後、商業展開や映像作品の上映に関する問い合わせが増えることが予想されます。また、両社は今後、さらなる協力関係を築くことで、多角的なエンターテインメント展開を図る予定です。

このように、息の長いパートナーシップが築かれることで、日本とインドの映像文化が一体化し、両国の観客に新たな体験を提供することが期待されます。今後の進展にも注目が集まる中、ギークピクチュアズとAA Filmsは、インド市場での日本コンテンツの浸透をさらに加速させていくことになるでしょう。

もしインドでの映画上映や配給についての質問があれば、気軽にギークピクチュアズにお問い合わせください。