人形劇団クラルテが贈る『星の王子さま』新たな舞台展開

世界的名作『星の王子さま』の人形劇公演が大阪で

児童文学の金字塔『星の王子さま』が、2025年10月に人形劇として大阪の扇町ミュージアムキューブで上演されます。この物語は、全世界で2億部以上の発行実績を誇り、250以上の言語に翻訳されています。そのため、多くの人に愛され続けているこの作品が、今度は人形たちの手によって、さらに新しい形で観客のもとに届けられます。

人形劇団クラルテが挑む新たな表現

今回の公演は、クラルテがこれまで2年間にわたり取り組んできた「ダンスと人形劇」「演劇と人形劇」という異なる表現形式の集大成とも言える内容です。脚色と演出を担当する東口は、この三部作を通じて人形劇の本質を探求し、純人形劇という新しい形式に挑戦しています。これにより、心に響く名セリフが静かに、そして力強く観客の心に響き渡ることでしょう。

心に残る名言たち

劇中で語られる「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないんだ」や「人間たちのところにいたって、やっぱりさびしいさ」といった名言は、観客に深い感動を与えます。このメッセージが、人形劇の幻想的な舞台空間で、子どもから大人まで、多くの観客に共鳴することは間違いありません。家族で楽しめる素敵な時間を提供する公演です。

公演概要

公演名は『人形劇団クラルテ第128回公演『星の王子さま』』。日時は2025年10月3日（金）から6日（月）まで、さまざまな時間帯に設定されています。具体的な日程は次のとおりです。

- 10月3日（金）19:00
- 10月4日（土）11:00／14:30
- 10月5日（日）11:00／14:30
- 10月6日（月）11:00

会場は扇町ミュージアムキューブで、チケットは全席指定制です。一般の料金は4,000円、25歳以下対象のU25料金は3,000円、当日券は各500円の追加料金がかかります。また、前売完売の際は当日券が販売されないため、早めの予約をおすすめします。特別な割引も用意されており、クラルテともの会に入会することでさらなる割引が受けられます。ただし、未就学児は入場できないため注意が必要です。