やまがたすみこの名盤がクリアカラーで復刻
日本の音楽シーンにおける重要な存在、やまがたすみこのシティポップ名盤2作品が、2026年7月18日に鮮やかなクリアカラー・ヴァイナルとして再発されることとなりました。
この再発では、松本隆がプロデュースを担当し、鈴木茂がサウンドディレクションを手掛けた『Flying』と、惣領泰則による洗練されたアレンジの『エメラルド・シャワー』が揃い踏み。70年代のシティポップの魅力を、余すところなく楽しむことができます。
『Flying』 - 音楽の幸福な調和
初めにご紹介するのは、1977年にリリースされた『Flying』です。このアルバムは、ティン・パン・アレー周辺の精鋭たちによる演奏が、やまがたのピュアな歌声と絶妙に調和した名盤です。
具体的には、
収録曲は以下の通りです。
1. FLYING
2. ペパーミント・モーニング
3. あなたにテレポート
4. TODAY
5. 黄昏遊泳
6. 私春記
1. ムーンライト・ジルバ
2. 夢色グライダー
3. GOOD-BYE・グラフィティ
4. 夜を渡って
5. クリスタル・ホテル
このアルバムは、細野晴臣や佐藤博、伊藤銀次といった豪華な作家陣の楽曲をフィーチャーしています。特に、やまがたの歌声が高らかに響く「FLYING」や、爽やかな朝を想起させる「ペパーミント・モーニング」は、リスナーの心を捉えて離しません。
『エメラルド・シャワー』 - メロウな美しさ
次に、1978年リリースの『エメラルド・シャワー』。このアルバムは惣領泰則が全曲のアレンジを手掛けており、メロウなグルーヴと透明感あふれるやまがたのボーカルが織りなす魅力的な作品です。
収録曲は以下の通りです。
1. ほろ酔いイヴ
2. にせドン・ファン
3. 雨上がりのサンバ
4. フォー・エバー
5. 小さなヴァカンス
1. あの日のように微笑んで
2. イニシャルは“K”
3. 渚のエピローグ
4. 今からひとり
5. マイ・ハート
特に「ほろ酔いイヴ」や「雨上がりのサンバ」では、聴く者の心に浸透するグルーヴ感と軽やかなリズムが息づいており、70年代ならではのノスタルジーを感じさせます。
彼女の歩み
やまがたすみこは、小学6年生の頃から作詞作曲を始め、1973年のTV出演を経て、翌1974年に「風に吹かれていこう」で華々しくデビュー。初期はカレッジ・フォークの新星として注目を浴び、次第にポップス系の要素を取り入れることで、シティポップの代表的存在へと成長しました。
1979年には音楽家・井上鑑との結婚を機に第一線を退くものの、CMソングやスタジオワークからマイペースな活動を続けており、今なお多くのファンを魅了しています。
この機会に、やまがたすみこの名曲たちを再発のクリアカラー・ヴァイナルで堪能してはいかがでしょうか。音楽が紡ぐ幸福なひとときをお楽しみください。