音楽の歴史を楽しむ！「まんが音楽の歴史」シリーズ第2巻が登場

音楽の歴史を簡単に学ぼう！「まんが音楽の歴史」第2巻が登場

株式会社Gakkenが新たに発表した、音楽の歴史を楽しく学べるシリーズ「まんが音楽の歴史」の第2巻が、2025年10月16日にリリースされます。本書は、「バロック～古典派～ロマン派」という時代に焦点を当て、ピアノが主役となるクラシック音楽の黄金期を紹介します。

小学生向けの親しみやすい内容

このシリーズは、小学生でもわかりやすい音楽の歴史を伝えることを目的とした教育的な漫画です。各章は【まんが→年表→解説】という3段階の構成になっており、漫画を通じて音楽史の流れに親しんだ後、年表で時代を整理し、詳細な解説で学びを深めていきます。
また、シリーズ第2巻のリリースを記念して、Gakkenのまんがポータルサイト「ガッコミ」でも連載をスタートしており、毎週水曜日に更新されます。無料で楽しめるこのコーナーで、ぜひ一度ご覧ください。

ガッコミでの試し読みはこちら！

古典音楽の流れをひも解く

第2巻では、バロック時代からロマン派前期（1600年～1850年頃）を取り上げます。この時代は、ピアノが誕生し、鍵盤楽器が大きく進化した重要な時期でもあり、まさに“ピアノの黄金期”と言われています。

物語は、著名な作曲家バッハやモーツァルト、ベートーヴェン、さらにショパンへと続いていきます。本書はこれらの流れを漫画と豊富な解説を通じてつなぎ、クラシック音楽の魅力を子どもたちにもわかりやすく伝えます。特に、ショパンに焦点を当てた内容により、音楽史の重要な時期を理解することができるのです。

ショパン国際ピアノ・コンクールの影響

本書の発売時期には、世界中のピアニストが集まる「ショパン国際ピアノ・コンクール」が開催されます。このコンクールをきっかけにクラシック音楽に興味を持った方にも適した一冊となっています。音楽の奥深さや歴史的な背景を学ぶことで、コンクールでの演奏や作品に対する理解もさらに深まります。

目次に迫る！

本書の中ではさまざまな重要なテーマが取り上げられています。特に、以下の章に注目が集まります。

- 第1章バロックのはじまり - オペラが誕生し、ヴァイオリンの完成が音楽に与えた影響。
- 第2章バロックの成熟 - 協奏曲やオラトリオ、さまざまな音楽の形の進化。
- 第3章古典派 - 宮廷における音楽の発展と整った形の音楽。
- 第4章古典派からロマン派へ - 市民の感情を表現する新たな音楽のスタイル。
- 第5章ロマン派のヴィルトゥオーソ - ピアノ時代の到来とショパンの音楽。
- 第6章市民革命期のロマン派 - 伝統と革新が交わるドイツ音楽。

教育的な魅力を持つ一冊

『まんが音楽の歴史バロック～古典派～ロマン派』は、音楽の歩みをわかりやすく解説し、学びの楽しさを提供します。監修には音楽作家のひのまどか氏が名を連ね、編集協力には歴史能力検定1級を持つ市川賢司氏が参加しています。彼らの専門知識と経験が詰まった一冊は、子どもたちだけでなく、音楽に興味があるすべての人に楽しめる内容です。

定価は1,870円（税込）、160ページの読みごたえのある内容で、電子版も同時に配信されます。音楽の歴史を楽しく学ぶために、是非手に取ってみてはいかがでしょうか。詳細はこちらから確認できます。