SDVセキュリティ v2.0
2025-07-01 10:19:00

自動運転革命に向けた新たな一歩!SDVセキュリティインフラv2.0の全貌

自動運転革命に向けた新たな一歩!SDVセキュリティインフラv2.0の全貌



2025年7月1日、コーンズテクノロジー株式会社が国内代理店を務めるAUTOCRYPT社が、新しい自動運転セキュリティソリューション「SDVセキュリティインフラv2.0」の提供を開始しました。このパッケージは、SDV(Software Defined Vehicle)時代における法規対応やセキュリティ対策に最適化されており、自動車メーカーにとって欠かせないソリューションとなるでしょう。

SDV時代のセキュリティと法規対応の重要性



自動車業界は、急速にSDV中心の構造へ移行しています。この変革の中で、車両のセキュリティ対策と国際的な法規への適応はOEMメーカーにとっての重要な課題となっています。EUのUNECE R155およびR156など、国際規制が求める継続的なセキュリティ管理とソフトウェア更新は、ただの業務上の義務ではなく、安定したサービス提供を保証するための必須条件です。

特に、欧州だけでなく、中国や日本、インドといった自動車製造の主要国でも、サイバーセキュリティ関連の法律が整備されつつあります。そのため、グローバルな自動車メーカーにとっては、法規に即した包括的なセキュリティ対策がますます重要になっています。

SDVセキュリティインフラv2.0の機能



AUTOCRYPT社が提供する「SDVセキュリティインフラv2.0」は、以下の5つのモジュールを通じて、車両のライフサイクル全体にわたるセキュリティ確保と法規順守をサポートします。

1. CSMS(Cyber Security Management System): 国際基準に基づいて、OEMのサイバーセキュリティ体制を強化します。
2. TARA System(Threat Analysis and Risk Assessment): 自動車開発の初期段階で脅威やリスクを評価します。
3. PKI&KMS(Public Key Infrastructure & Key Management System): ECUと車両全体の暗号鍵を安全に管理します。
4. SUMS(Software Update Management System): OTAアップデートの安全性を確保します。
5. vSOC(Vehicle Security Operations Center): 車両のセキュリティ状態をリアルタイムに監視します。

これら5つのモジュールにより、安全で規制に準拠した車両の開発から運用、メンテナンスまで一貫したサポートが実現します。

AUTOCRYPT社の信頼性



AUTOCRYPT社は18年以上の研究開発に裏打ちされた信頼のある企業であり、アジア太平洋地域で唯一の認証技術サービスを提供しています。既に欧州、北米、アジアの主要なOEMとの連携を通じて、実車や車載インフラにおける導入が進み、複数の国での適用が進む実績があります。

特に中小規模の自動車メーカーや部品サプライヤーに対しては、カスタマイズが可能なセキュリティパッケージが提供され、国際法規に対応したセキュリティ強化を実現しています。

CEOの展望



AUTOCRYPT社の代表取締役、イ・ソクウは、「2030年までに、SDVにおけるソフトウェアコードの量が約3億行に達すると考えられており、その増加に伴い脆弱性も増すでしょう。自動車メーカーの50%以上が規制対応に苦労している中、我々はそのソリューションを提供します。」と述べています。

同社の製品が提供する柔軟なセキュリティ支援により、メーカーは法規準拠の障壁を軽減し、より高いセキュリティレベルを達成できるでしょう。

自動車サイバーセキュリティに関心を持つ方は、AUTOCRYPT社のソリューションに関する詳細をぜひご覧ください。

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