千葉ジェッツとコスモヘルスが送る夢と勇気のフリースロー
2025年4月26日、千葉のLaLa arena TOKYO-BAYで開かれたB.LEAGUE公式戦、「千葉ジェッツ vs 秋田ノーザンハピネッツ」。この試合の特別な瞬間に注目が集まりました。この日は、難病とともに戦う金城小雪さんがフリースローに挑戦するという素晴らしい企画が行われました。
コスモヘルス株式会社は「病気のない社会を作る」という目標を掲げており、小雪さんの挑戦を通じてそのメッセージを届けています。約1万人の観客が見守る中、彼女の勇気と夢に対する情熱が会場に流れました。
小雪さんの挑戦
小雪さんは、医療の現場で働きたいという夢を持ちながらも、突然の病に襲われました。「橋本脳症」と「エーラス・ダンロス症候群」という2つの難病に苦しみ、車椅子での生活を余儀なくされました。障害に直面しながらも、彼女は夢をあきらめず、リハビリを続けていました。
初めは座ることも困難だった彼女ですが、努力の結果、自力で車椅子を運べるまでに回復。そんな彼女のもとに届いたのが、コスモヘルスからのフリースロー挑戦のオファーでした。
フリースローの準備
フリースローに挑むため、練習にも真剣に取り組んできた小雪さん。かつてはバスケットボールの経験もある彼女ですが、病気の影響で筋力は著しく減少。初めはリングに届かなかったシュートも、練習の成果により徐々に高く飛ぶようになり、成功する姿が見られるようになりました。この日、彼女は2時間もアリーナでシュート練習を重ねました。
本番の感動
迎えた試合の本番、観客たちの温かい拍手の中、金城さんは自らの車椅子でコートに登場しました。意気込みを胸に、フリースローを投げる瞬間は観客の期待で満ち溢れていました。彼女は深呼吸し、見事な放物線を描くボールを放ちましたが、惜しくもリングの手前で落下。
しかし、その後すぐに千葉ジェッツの選手がリバウンドを拾ってゴールに押し込み、観客からは大きな拍手が巻き起こりました。小雪さんの勇気ある挑戦に、皆が感動し、会場全体がひとつになりました。
出番を終えた小雪さんは「楽しかった」と笑顔で語り、コスモヘルスの小塚社長に感謝の気持ちを伝えました。この日、千葉ジェッツは試合に勝利し、その喜びが一層深まる素晴らしい出来事となりました。
コスモヘルスの思い
コスモヘルスは、単に商品の提供や医療機器の販売に留まらず、社会全体の健康を意識した活動を行っています。「病気のない社会を作る」というビジョンを実現するために、スポーツ支援や健康啓発活動を通じて未来に向けて歩みを続けているのです。小雪さんのように、挑戦し続ける姿勢は、私たち全員に勇気と希望を与えてくれます。
公式サイトでの情報発信も行われており、こうした活動は今後も続いていくことでしょう。私たちも、その姿に感動し、共に未来へ向かって新たな挑戦を続けていきたいと思います。