岡山大学の前田恵舞さん、世界テクニカルバトントワーリング選手権で金メダルを獲得！

岡山大学の前田恵舞さんが金メダルを獲得

国立大学法人岡山大学に在籍する前田恵舞さんが、2025年8月にイタリア・トリノで行われた「2025年IBTF世界テクニカルバトントワーリング選手権大会」で金メダルを獲得しました。この大会は、世界各国から集まった選手たちが技術と表現力を競い合う場です。前田さんは、この輝かしい成果を背景に、岡山大学から「学生スポーツ賞（国際スポーツ賞）」を受賞し、学長や副学長への表敬訪問を行いました。

表彰式の様子

9月9日、岡山大学の那須保友学長と菅誠治理事（副学長）は、前田さんを迎えました。表彰式では、大会での金メダル獲得に至るまでの努力や、その背後の支えとなる家族や指導者への感謝の言葉が語られました。前田さんは大会で使用したバトンとともに訪れ、学長や理事たちからの質問に対しても、丁寧に答えました。「バトンの技術は、難易度だけでなく、正確さや美しさ、表現力などが総合的に評価されます」と彼女は力強く述べました。

世界大会での経験

前田さんは、他国の選手と競いながら何を感じ取ったのか、またそこからどのような学びがあったのかについても触れました。「外国の選手たちと接することで、バトントワーリングの新しい視点を得ることができました」と話す前田さんにとって、この経験は技術向上だけでなく、文化交流としても貴重だったようです。また、現在通っている教室で幼児や小学生にバトンを教えることで、自身の技術を次世代に繋げていきたいという気持ちも述べました。

未来への意欲

将来的には、自身が培った技術を生かして指導者として活動したいという前田さん。大会での経験を生かし、後輩たちの育成にも貢献していきたいと語ります。このように、バトントワーリングを通じた成長や目標は、彼女個人だけではなく、地域のスポーツコミュニティ全体に影響を与えていくでしょう。

岡山大学は、地域中核の大学として、様々なスポーツや文化の振興に取り組んでいます。前田さんのような優秀な学生が活躍することで、大学の名声も高まります。これからも前田さんの活躍を楽しみにしつつ、岡山大学に期待が高まっています。