武部聡志が語る、心に響く日本のヴォーカリストたち
音楽業界のレジェンド、武部聡志が日本のボーカリストたちについて熱く語る特別ラジオ番組が迫っています。彼の音楽的視点から抜群の技量を誇るアーティストたちに焦点を当て、その「声」の魅力を探るこの番組は、聴く人の心を揺さぶる内容満載です。
番組の概要
2025年1月25日(土)、全国のコミュニティFM局で生放送される『武部聡志presents~奇跡を生み出すボーカリストたち~』は、武部聡志がその生涯で魅了されたヴォーカリストたち、さらに新世代の音楽シーンを担う若手アーティストたちについての対談を発信します。
インタビュアーを務めるのは、松本英子。彼女は自身も定評あるシンガーであり、武部との親しい関係を背景に、音楽に対する情熱と彼の経験を掘り下げて行きます。
日本のボーカリストの魅力
このラジオ番組では、特に心を動かす「声」についての選曲がなされています。たとえば、荒井由実の名曲「ひこうき雲」や、玉置浩二の「メロディー」など、聴くたびに涙を誘う楽曲たち。武部が自ら選び抜いたトラックに注目しながら、これらの楽曲が持つ力を感じることができる貴重な機会です。
武部自身の言葉を借りると、「一番大事にしているのは、歌い手を生かすこと」。この哲学は、彼が音楽を通じてこれまでのキャリアで培ってきた大切なモットーです。筒美京平や松本隆から受けた影響を受け継ぎ、自らのプロデューススタイルを確立してきました。
新たな才能への期待
また、彼は未来の音楽シーンを担う才能にも言及しています。「今もっとも優れた歌い手は誰か?」その問いには自信を持って「玉置浩二」と答えます。彼の歌声は、その独自性と光る歌唱力によって、多くのリスナーの心に深く刺さるのです。
新たな世代のアーティストにも目を向けており、次の時代を担うしくみを考えています。一青窈とのコラボレーションでは、彼女の言葉を音楽に乗せることから始め、「歌い手」としての彼女を最大限に生かすプロデュース術を実践しています。
武部聡志の音楽遍歴
武部聡志は、国立音楽大学在学時から音楽の道を進み、多くのアーティストと共演しながらプロデューサーとして活躍しています。1983年には松任谷由実のコンサートツアーで音楽監督を務め、2013年から2016年にかけてももいろクローバーZのLIVE音楽監督に就任しました。さらに、スタジオジブリ作品や映画音楽など、活動は幅広く、音楽業界の中で独自の地位を築いています。
ラジオを通じた音楽の魅力
この特別ラジオ番組は、コミュニティFMを通じて多くの人々に音楽の魅力を届け、地域社会と共に成長していく場となるでしょう。聞いた人々が、番組を通じて感動を体験し、音楽の持つ力を再認識できれば、何よりの成功だと思い込んでいることでしょう。
音楽の力で人々の心をつなぐこの特別番組、皆さんもぜひお聴き逃しなく!