歌舞伎の魅力を存分に楽しむ特別展『義経千本桜』

特別展『義経千本桜』が誘う歌舞伎の世界

日本の伝統文化である歌舞伎を体験できる特別展、#ThisIsKABUKI が2025年10月1日から11月16日まで歌舞伎座タワーで開催されます。今回は、「義経千本桜」をテーマにしたもので、歌舞伎三大名作の一つとして知られるこの作品を通じて、観客にその魅力を存分に体感してもらうことを目指しています。

特別展の設計と内容

企画展は、歌舞伎座ギャラリーとホールを使い、実際の上演と連動して行われます。「義経千本桜」の舞台装置や衣装、そして作品を演じる俳優たちの姿を、体験型の展示を通じて楽しむことができます。「見て、触れて、なりきる」といったアクティビティを通じて、来場者は歌舞伎の魅力に引き込まれることでしょう。特に、舞台に桜が咲き誇る「吉野山」の再現は、視覚的にも非常に印象的です。

『義経千本桜』とは？

『義経千本桜』は、江戸時代から愛され続けている作品であり、源義経の激動の人生を描いた全五段の義太夫狂言です。この物語では、平知盛や狐忠信など、強烈なキャラクターたちが運命を交錯させる姿が描かれています。特に、史実と虚構をうまく組み合わせて、多くの観客の心をつかんできたことは、即ちこの作品の魅力のひとつです。

展示の見どころ

1. 桜咲く「吉野山」 - 施設内には大道具職人によって作成されたリアルな舞台美術が展開され、来場者はその上で探索し、実際に小道具を持って歌舞伎俳優になりきることもできます。

2. 初公開の役者絵 - 1748年に初演された様子を描いた役者絵が3点展示されます。これにより、観客はその歴史に身を置く貴重な体験ができます。また、さらにデジタルによる演出で過去の舞台の様子も楽しめるエリアが設けられるということです。

3. フォトスポット - 過去の公演に使用された小道具等と一緒に撮影できるエリアで、来場者は楽しい思い出を残すことができます。

参加特典

特別な体験を提供する本展では、SNS投稿をしてくださった方には、オリジナルの隈取りステッカーをプレゼントするキャンペーンも実施されます。このステッカーはオーロラ加工でとても美しく、手に入れると自慢したくなること間違いなしです。

さらに、特別チケットには歌舞伎座の美しい場面を再現したオリジナルポストカードが2種類付属します。数量限定となっており、関心のある方は早めの購入をおすすめします。