荒川区市民ミュージカルオーディションの様子
2023年5月10日、東京都荒川区の「ゆいの森あらかわ」において、参加者募集のためのオーディションが行われました。このオーディションは、ミュージカル「#あらかわ宝物さがし物語PART3#」の出演者を選ぶもので、区民の参加を募りました。
ミュージカルのテーマ
テーマは『魅力発信あらかワンダーランド』。これは、参加者が作品を通じて荒川区の魅力を再確認し、観客も荒川区の素晴らしさを感じてもらえるようにするために設定されました。荒川区では過去にも、80周年や85周年の記念として市民参加型のミュージカルを実施してきました。今回はその第三弾として、2025年12月14日(日曜)に『あらかわ宝物さがし物語PART3』の公演を予定しています。
オーディションの詳細
今日のオーディションには、75人の応募者が集まりました。参加者は小学生から86歳の高齢者まで年齢層も幅広く見られました。当日は、小林清三郎氏(荒川区地域魅力発信実行委員会委員長)による挨拶があり、その後、脚本・演出・音楽を担当する寺本建雄氏がミュージカルの概要を説明しました。ユーモアを交えた説明のおかげで、参加者は笑顔を見せながら緊張をほぐし、オーディションを迎えました。
オーディションの進行
オーディションは、子どもと大人の二つのグループに分かれて行われました。参加者はそれぞれ歌、ステップ、セリフの読みを披露し、特技を見せる場面もありました。参加者の中には、心を打つ歌唱力や演技力を持つ人々が多数おり、彼らの情熱が会場を包み込みました。
寺本氏からは、「今は上手くなくても練習で道を切り開こう。皆で力を合わせて素晴らしいステージを作り上げるんだ」といった言葉があり、参加者たちの士気を高める講評となりました。
今後の展望と結論
オーディションを通過した参加者たちは、2025年の公演に向けてレッスンを重ねることとなります。12月14日(日曜)の舞台で、その努力の成果が披露される予定です。市民たちがそれぞれの個性を活かしながら、荒川区の魅力を世界に向けて発信するミュージカルが楽しみです。身近な地域で繰り広げられるこのプロジェクトは、多くの人が集う場となり、感動と笑顔を生むことを期待しています。