エスコンフィールドHOKKAIDOでの新たな試み
2024年12月28日と29日の2日間、エスコンフィールドHOKKAIDOでB.LEAGUEの公式戦が行われ、プロバスケットボールのファンにとって待望のイベントとなりました。この大会では、照明設計の面でも特別な取り組みが行われ、観客を魅了する演出が施されています。
照明設計の革新
パナソニック株式会社のエレクトリックワークス社は、エスコンフィールドのオープンに合わせて、最新の照明器具を納入しました。特に注目すべきは、1台1台が個別に点滅や調光できる機能です。この技術により、バスケットボールのプレイ中に選手が最も見やすいように光の演出が可能になっています。たとえば、選手の目線に合わせたフライボールを照明で追いかけ、中継時にも選手が動くたびに光が刻々と変化する様子が見ることができます。
バスケに特化した照明器具
今回使用された照明器具は、国際バスケットボール連盟(FIBA)の認証を受けた「スタジアムビーム」というLED投光器です。この器具は、バスケットボールの国際試合が行える環境に適した設計が施されており、試合中の映像や演出に最適です。各照明器具が個別に制御できるため、設置角度の調整を行うだけで、照度基準を満たすことができました。
25年ぶりの公式戦開催
日本において、バスケットボールの公式戦が野球場で行われるのは実に25年ぶりという歴史的瞬間がこのエスコンフィールドで実現したのです。この特別なイベントに向けてパナソニックのエレクトリックワークス社は高い技術力を駆使し、選手・観客にとって思い出に残る体験を提供しました。
将来への展望
パナソニック エレクトリックワークス社は、今後も新しい技術とともに、柔軟に様々な用途に対応した照明空間を提供し続けます。これにより、エスコンフィールドHOKKAIDOが多彩なスポーツイベントを行える場として、さらなる進化を遂げていくことでしょう。照明技術の進化は、今後のスポーツ観戦体験を大きく変化させる可能性を秘めています。エスコンフィールドでの新しい形の公式戦は、スポーツファンにとって新たな楽しみとなることは間違いありません。