地図技術の未来を描く「ジオ展2025」での新たな3次元ソリューションの登場
2025年7月2日、大手町三井ホールにて開催された「ジオ展2025」。このイベントに出展したのは、ダイナミックマッププラットフォーム株式会社です。過去2016年から始まったこの展示会は、地図や位置情報に関わる様々な企業やサービスが一堂に会する重要な場となっています。昨年に続いての出展となる当社ブースには、約300名の来場者が訪れ、熱気に包まれました。
高精度3次元データの魅力とは
当社ブースでは、高精度な3次元点群データを利用した数々のソリューションが紹介されました。特に注目を集めたのは「3Dmapspocket®」というサービスです。このシステムは、道路の実際の形状をリアルに再現するもので、多くの来場者から「非常におもしろい!」との声が寄せられました。さらに、除雪支援システム「SRSS」も展示され、具体的な利用シーンに関しての説明が行われました。このように、広範な業界での活用が期待されるこれらの技術は、来場者たちの心をつかみました。
参加者の中には、地図や位置情報に興味を持っている企業の担当者や研究機関の学生なども多く、特に「どう活用するかがわからない」といった悩みや、「画期的なアイデアだと思う」という意見が印象的でした。これこそが当社が求めているフィードバックであり、今後のサービス提供に役立てていくことが目指されています。
グローバルな結びつき
展示の最中、当社のグループ会社であるDynamic Map Platform North America, Inc.からも副社長のTrip Bondsが参加し、グローバルな連携を強化する貴重な機会となりました。これにより、アメリカを含む海外市場へのさらなる展開も視野に入れており、世界規模での位置情報データの活用方法を模索しています。異なる文化やニーズに応えつつ、最新の技術を導入していく方針が感じられました。
今後の展望
今後も、ダイナミックマッププラットフォームは高精度な3次元データやそれを基にした新しいソリューションを広く知らせるために、様々な場を通じてPR活動を積極的に進めていくとしています。地域社会や業界全体に向けた新しい技術の普及を促進し、さらに深い理解と活用を呼びかけていく姿勢が感じられます。
「ジオ展2025」の詳細
「ジオ展2025」は、地図関連企業やサービスの最前線を体感できるイベントで、入場は無料ですが事前登録が必要です。その概要は以下の通りです:
- - 会期: 2025年7月2日(水)午前10時~午後5時
- - 会場: 大手町三井ホール(東京都千代田区)
- - 公式サイト: ジオ展公式サイト
会社概要
ダイナミックマッププラットフォーム株式会社は、日本政府のバックアップのもと、国内自動車メーカーを含む複数の企業からの出資により設立されました。国内外を問わず、26カ国で事業を展開しています。自動運転技術やADASに関連する高精度な3次元データの提供を通じて、デジタル空間におけるイノベーションを支援しています。
公式サイトにも詳しい情報が掲載されていますので、興味のある方はぜひ訪れてみてください:
ダイナミックマッププラットフォーム。