F1新パワートレイン開発
2026-02-26 13:12:36

Red Bull Ford PowertrainsがHexagonの計測技術を駆使したF1新パワートレイン開発

Red Bull Ford PowertrainsとHexagonの強力なタッグ



2026年のフォーミュラ1™新規格に向けて、Red Bull Ford PowertrainsはHexagonの最先端計測技術を採用し、レース用パワートレインの開発を大きく進めています。この新たなパートナーシップにより、Oracle Red Bull Racingが新たに投入するマシン「RB22」への内製パワーユニットの適応がしっかりと進んでいます。

新世代パワートレイン開発の背景



2026年にはF1™のテクニカルルールの変更が行われ、車両の設計が大幅に見直されます。これに伴い、パワートレインの仕様も刷新され、全てのマシンは運動性能、競争力、安全性、持続可能性を向上させるために再設計されます。こうした背景の中、Red Bull Ford Powertrainsは2021年にミルトン・キーンズのRed Bull Technology Campusで全く新しいパワートレイン開発プロジェクトを開始しました。

さらに、2023年にはFord Racingが技術パートナーとして加わり、開発体制が強化されました。これにより、新しい1.6L V6ターボハイブリッドパワーユニットの開発が本格的に進行しています。

Hexagonの計測技術による支援



Hexagonは高精度の製造プロセスを支えるため、様々な計測機器を活用しています。特に、Leitz PMM-C Precision CMMやLeica Absolute Scanner AS1、3Dレーザースキャナーを用いることで、パワートレインの部品の精密な製造、テスト、組立を実現しています。これにより、数千点におよぶパーツの品質を厳密に管理し、必要な公差を確保することが可能になっています。また、1シーズンにおける30,000件以上の設計変更にも対応できるデジタル計測基盤が築かれています。

変革を促す3Dレーザースキャン



さらに、Hexagonは外観検査においても3Dレーザースキャナーを活用しています。この技術は、パワートレインだけでなく、車体やエネルギー回生システム(ERS)の部品にも適応されており、全体の品質保証を支える重要な役割を果たしています。

HexagonとRed Bullの協力関係



Red Bull Ford PowertrainsのテクニカルディレクターであるBen Hodgkinson氏は、「Hexagonとのパートナーシップは当プロジェクトの成功に不可欠でした。すべてをゼロから構築するこの挑戦の中で、Hexagonの計測技術は我々に必要な精度と品質をもたらしてくれました」と述べています。

HexagonのPortable Metrology Divisionのプレジデント、Emanuel Viklund氏も、「Red Bull Ford Powertrainsとの初のパワートレイン開発を共にできたことを誇りに思います」と語り、今後もOracle Red Bull Racingチームの挑戦を支え続ける意志を示しました。

Hexagonについて



Hexagonは世界的なリーダーとして計測技術を提供しており、製造業だけでなく、建設、鉱業、自律型システムなど多岐にわたる分野で生産性や品質、安全性、持続可能性を支えています。世界50か国において24,800名以上の従業員を擁し、54億ユーロ近い売上高を誇るHexagonの取り組みは、今後もますます多くの業界で影響を与えることでしょう。詳細についてはHexagonの公式サイトをご覧ください。

このパートナーシップは、F1において新たな時代を切り拓く鍵となることでしょう。


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