EV急速充電器「FLASH」の無料開放が千葉県で実施
千葉県で発生した記録的な大雨による避難指示発令を受け、テンフィールズファクトリー株式会社が運営するEV急速充電器「FLASH」が、2026年8月14日15時より千葉県内で無料開放されることが決定した。この取り組みは、災害時における電力の供給源としてのEVの利用を促進し、被災地域の電力インフラ支援を目的としている。
無料開放の背景
2026年8月13日から、千葉県には線状降水帯が発生し、大雨特別警報が発令された。これに伴い、広範囲に避難指示が出され、浸水や土砂災害、停電などの被害が発生している。こうした状況の中で、電気自動車(EV)はそのバッテリーに蓄えた電力を供給可能なため、非常用電源としての役割を果たすことが期待されている。さらに、「V2H(Vehicle to Home)」技術を用いれば、住宅や避難所に給電することで、停電時でも必要な電力の確保が可能となる。
無料開放の詳細
この無料開放の概要は以下の通りである:
- - 開始日時: 2026年8月14日 15:00から
- - 対象地域: 千葉県
- - 対象拠点: 全7拠点・計9台の充電器
- - 充電料金: 無料(0円/kWh)
- - 実施期間: 被災地域の状況に応じて、EVナビやFLASH公式X(旧Twitter)で告知予定
この施策の優先利用は、特に被害を受けた方及び被災支援に向かう方々に対して行われる。また、本件に関し、全ての関係者の迅速な協力と取り組みによって、定められた日にちに施行される運びとなった。
設置拠点の紹介
千葉県内に設置される「FLASH」は以下の7拠点で利用可能だ:
1.
道の駅オライはすぬま(240kW、CHAdeMO/NACS)
2.
新車市場カーベル 大網白里店(180kW、CHAdeMO)
3.
ザファーム スローマウン成田(240kW、CHAdeMO/NACS)
4.
スーパーセカンドストリート柏沼南店(180kW、CHAdeMO/NACS)
5.
スーパーセカンドストリート八千代店(180kW、NACS)
6.
ゲオ市原店(180kW、CHAdeMO/NACS)
7.
オートバックスカーズかしわ大井(240kW、CHAdeMO/NACS)
なお、八千代店に関しては、現在CHAdeMOケーブルに不具合があるため、NACSケーブルのみの利用が可能であることにご留意いただきたい。
EV急速充電器「FLASH」とその意義
テンフィールズファクトリーの提供する「FLASH」は、国内でも最大出力を誇るEV急速充電器である。OTA(遠隔制御)機能により、災害時にも迅速に料金設定の変更が可能で、社会インフラとしての役割を果たすことができる。災害時のスピーディな対応が求められる今、「FLASH」はまさに不可欠な存在である。
今後もテンフィールズファクトリーでは、EV充電インフラを通じて、平常時だけでなく、災害時の社会的役割も果たすべく、さらなる体制の整備を進めていく。迅速な対応が求められる状況下、必要な電力を被災地に届けるために、皆様の積極的な利用を推奨したい。