日本代表ハンドボールチーム、PSG戦で手話シャツを披露!
8月20日、東京の国立代々木競技場第一体育館にて、彗星JAPANがフランスリーグ11連覇の強豪、パリ・サン=ジェルマン(PSG)との親善試合を行いました。この試合の際、選手たちは特別にデザインされた手話シャツを身に着け、デフハンドボール男子日本代表を支援する姿勢を示しました。
デンマークのスポーツブランド「hummel(ヒュンメル)」と日本ハンドボール協会が共同で開発したこのシャツは、デフハンドボール男子日本代表を支えるチャリティーアイテムとして作られています。選手たちはウォームアップ中にこのシャツを着用し、試合前にはデフハンドボールの小林優太さん、水嶋貴一さんと会談。大会が迫る中、相互の選手たちが抱える意義についての意見を交換しました。特に東京2025デフリンピックの開催が近づく中、部井久アダム勇樹選手が「自国開催ですから、皆さんの気持ちも入りやすいと思います。結果が出ることをお祈りしています。」と語ったことが印象的でした。
手話シャツには、胸部に「JAPAN」を指文字でデザインした他、背面には流れ星のイラストと「やってみよう」のメッセージが手話で示されています。これらはデフハンドボール男子日本代表への思いだけでなく、デフスポーツ全般への興味をも喚起する狙いがあります。小林さんは「これをきっかけにデフスポーツに関心を持ってもらえれば」と話しています。
試合自体は、開始早々彗星JAPANが6-2と好スタート。しかし、その後の連続得点で前半を9-19と大差で終えることとなり、追い込まれた格好となりました。後半に入ると、GK岩下祐太選手が多くのセーブを見せ、攻撃陣も中村璃玖選手と藤坂尚輝選手のゴールで点差を縮めることに成功。最終的には30-23でPSGが勝利を収めましたが、後半の盛り上がりを観察していたトニー・ジェローナ監督は、「後半だけで見ると勝ったと言える」と、選手たちの粘りを評価しました。
この日の試合で8得点を上げた藤坂選手は、「まだまだミスもあったので、次回は勝負どころでしっかり活躍できるよう頑張りたい」と決意を新たにしています。監督もそのポテンシャルを評価し、今後の成長に期待を寄せています。
彗星JAPANは、来年1月にクウェートで行われるアジア選手権に向けた準備を進めており、過去のメダル獲得からさらに成長を目指します。また、手話シャツを通じた支援の輪が広がることで、デフスポーツ全体の認知向上につながればと願っています。
商品情報
- 価格:8,800円(税込)
- サイズ:S・M・L・O・XO
- 価格:9,900円(税込)
- サイズ:S・M・L・O・XO
日本ハンドボール協会について
日本ハンドボール協会は1938年に設立され、長い歴史を持つ団体です。国際大会においても、アジアのリーダーとしての地位を確立しており、今後の活動に期待が寄せられています。
公式ウェブサイト:
日本ハンドボール協会
ヒュンメルについて
デンマークのスポーツブランドであるヒュンメルは、スポーツを通じて世界を変えるというビジョンのもと、新しいチャレンジを続けています。
公式ウェブサイト:
hummel