2025年10代女子が選ぶトレンドランキング：リアルな自己表現がトレンドに

2025年10代女子が選ぶトレンドランキング

株式会社マイナビが運営する『マイナビティーンズラボ』が発表した「2025年10代女子が選ぶトレンドランキング」は、今年も話題を呼んでいます。この調査は2015年から続くもので、13〜19歳の女性613名を対象に「ヒト・コト・モノ・コトバ・ウタ」の5つのジャンルで選ばれたトレンドが発表されました。特に今年は、等身大で自分を表現する姿勢を持つ若者たちに焦点が当たっています。

ヒト部門：共感を呼ぶトレンドアイコン

ヒト部門で1位に輝いたのは、恋愛リアリティーショー『今日、好きになりました。』で注目を集めた長浜広奈です。彼女は、その透明感あふれるビジュアルや自然体なキャラクターで、SNSでも多くの支持を集めています。10代女子からは、「自分の意見をしっかり言ってくれるところが好き」という声が聞かれ、まさに共感を呼ぶ存在といえます。

続いて2位には新進気鋭のアーティストMON7A（もんた）がランクイン。彼女は恋愛リアリティーショーへの出演をきっかけに一躍有名になり、TikTokでは150万人のフォロワーを抱えています。楽曲『おやすみTaxi』での成功もあり、次世代のトレンドを牽引しています。

3位には、ガールズグループHANAが選ばれました。2025年のデビューから着実に人気を伸ばし、特にウタ部門でも『Blue Jeans』がヒットしています。彼女たちの等身大の魅力は、多くの10代女子に受け入れられています。

コト部門：手軽に楽しめる映画が人気

コト部門では、映画が多くの票を集めました。特に、劇場版『鬼滅の刃』は、10代女子の支持を受けて1位にランクイン。公開から73日で約350億円の興行収入を上げたこの作品は、時代を超えて多くの観客を魅了しています。10代の間では、友達との共通の話題としても映画が選ばれており、短時間で楽しめる体験として好評です。

他にも、恋愛リアリティーショーの影響を受けた『今日、好きになりました。』関連の話題が注目を集めており、世代のトレンドが反映されている様子がうかがえます。

コトバ部門：新しい言葉が生まれる瞬間

コトバ部門では、「メロい」が1位に立ちました。この言葉は多様な場面で使われ、特に推しに対する感情を表現する際に多く使われているようです。続いて2位には、長浜広奈が出演したシーンから派生した「両手に〇〇でーす」が登場。独自の使い方がSNSで広がり、さらに3位にはMON7Aが発端の「#もんた界隈」が入っています。これらの言葉は、10代における新しいコミュニケーション手段となっているようです。

モノ部門：人気キャラクターと新感覚スイーツ

モノ部門では、香港のアーティストKasing Lungが創り出したキャラクターラブブが1位に選ばれました。その独特なビジュアルが多くのファンを魅了しています。続けて、ミスタードーナツの記念商品もっちゅりんが2位に。新感覚のもちもちドーナツとして、多くの人々が挑戦したいと思っていた商品です。最後に、AIの一環としてChatGPTが3位にランクイン。AIを友達のように感じている10代の姿が印象的です。

ウタ部門：音楽の力でつながる

ウタ部門では、「超最強」超ときめき♡宣伝部が1位。TikTokでの普及により、多くの支持を集め、特に耳に残るフレーズで話題となっています。次いで、恋愛リアリティーショーの主題歌として書かれた幾田りらの「恋風」が2位に。10代の心を捉えたこの楽曲は、共感を呼ぶものとなっています。3位にはHANAの「Blue Jeans」が選ばれ、ラブソングとしての素直な表現が評価されています。

まとめ

11年目となったこの調査では、自分らしさや等身大の表現がトレンドとして根付いている様子が見て取れます。特に、発信者と受け手の間に生まれる一体感が、10代の特徴であることが明らかです。また、AIを友人のように感じる新しい関係性や、コストパフォーマンスを重視した体験への志向も強く見られます。今後のマーケティング戦略を考える上でも、彼女たちの価値観が重要な鍵を握ることでしょう。

詳しいランキングは公式サイトで確認できます：https://cm-marketinglab.mynavi.jp/column/trendranking2025/

マイナビティーンズラボについて
ティーン向けのプロモーションやトレンドを発信する『マイナビティーンズラボ』は、新しい流行を探求する方にとって非常に有益なリソースとなっています。興味のある方はぜひ訪れてみてください。