GOLFZONレッドベターとエプソムカレッジが提携、アジア初のゴルフと学業の融合アカデミー設立

GOLFZONレッドベターとエプソムカレッジの戦略的提携

2025年11月28日、マレーシアのクアラルンプールで、GOLFZONレッドベターがエプソムカレッジマレーシアと提携し、新たに「ゴルフと学業統合型アカデミー」を設立することが発表されました。この取り組みは、米国以外の地域で初めての試みとなり、ゴルフ教育と学業の融合を目指しています。

ゴルフ教育の新たなプラットフォーム

GOLFZONレッドベターは、世界中で高く評価されるゴルフ教育メソッドを提供しており、エプソムカレッジの優れた教育環境を活かすことで、アジア地域の若手アスリートに対して独自の育成プログラムを展開します。この統合型アカデミーは、卓越した教育と一流のスポーツインフラを組み合わせ、若手ゴルファーに理想的な学びの場を提供します。

エプソムカレッジマレーシアには、広大な50エーカーの敷地にチャンピオンシップレベルのゴルフ施設があり、その環境が生徒に卓越性を追求する機会を提供します。さらに、IGCSEおよびAレベルに沿った英国式の教育カリキュラムに基いて、学業とスポーツの両面を両立することが可能です。

学業とスポーツの融合プログラム

新たに設立される「GOLFZONレッドベターアカデミー・アット・エプソム」では、学生の学業とゴルフ技術向上のために、精密な技術分析とスポーツ科学を統合したトレーニングを提供します。加えて、メンタル強化やトーナメントに向けた準備も含む、包括的な選手育成プログラムを展開し、学生が米国の大学ゴルフチームへの進学やその後のプロスポーツ選手としてのキャリアを築くための道筋を示します。

エプソムカレッジの競技実績とイベント

エプソムカレッジマレーシアは、急速にジュニアゴルフの分野で存在感を示しており、先日はスコットランドのセントアンドリュースで開催されたワールドスクールズゴルフ選手権で、最高の称号であるBest Overallを獲得しました。今回の提携を記念して、エプソムカレッジとGOLFZONレッドベターは、マレーシアで初となるいくつかの特別イベントを開催する予定です。

具体的には、2025年11月にはエプソムカレッジのキャンパスで、マレーシア初となる世界アマチュアゴルフランキング（WAGR）ジュニアトーナメントを実施。一方、2026年1月には才能あるジュニアゴルファーを対象にした奨学金選抜キャンプを行い、未来のゴルフチャンピオンを発掘します。

GOLFZONレッドベターの革新性

GOLFZONレッドベターアカデミーは、業界の重鎮であるデビッド・レッドベターの革新的な指導哲学を基にしています。彼はモダンゴルフ指導の先駆者として、数々のメジャーチャンピオンを育て上げ、精密な技術分析とパフォーマンス心理学を融合させた指導法が評価されています。現在、GOLFZONレッドベターは世界40か所以上にアカデミーを運営しており、アジア地域に新たな道を提供しています。

未来を見据えた教育環境

エプソムカレッジマレーシアの理事会副会長、ガレス・リム氏は、この提携が才能あるゴルファーの可能性を最大限に引き出すための大きなステップであると力強く述べています。この取り組みが、マレーシアとアジア、さらには世界中の次世代チャンピオンを育て上げるきっかけとなることが期待されます。

今後、このプログラムがどのように発展していくのか、注目が集まります。