テレ東が国際共同制作で新たなショートドラマに挑戦！

テレ東初の国際共同制作ショートドラマ

2025年度内に、テレ東が海外の人気ショートドラマ配信プラットフォーム「ShortMax」と「TopShort」とのタッグを組み、国際共同制作によるショートドラマ2作品を配信することが発表されました。これは、テレ東にとって新たな挑戦であり、グローバルに発信できるコンテンツ制作を目指す試みです。

国内市場から国際へのステップ

これまでテレ東は、国内のショートドラマ市場において積極的に新たな表現を模索してきました。2024年にはショートドラマ配信アプリ「BUMP」と連携したオリジナルドラマ3作品の制作・配信を行い、ショートドラマの新たな可能性を追求しています。また、月の中には放送と連動したドラマ「夫を社会的に抹殺する5つの方法 Re:venge」を発表し、その挑戦をさらに強化しています。こうした努力の延長線上にあるのが、今回の国際共同制作です。

海外プラットフォームとのコラボ

テレ東がパートナーとして選んだ「ShortMax」は、SHORTTV LIMITEDが運営している縦型ショートドラマアプリで、177以上の国と地域でサービスを提供しています。グローバルなDAU（デイリー・アクティブ・ユーザー）は2025年2月には1000万人を超える勢いで、特にアメリカやヨーロッパ、日本、東南アジアで急成長を遂げています。これに対し、「TopShort」はシンガポール発のCREST DIGITAL MEDIA PTE.LTD.が提供するアプリで、日本市場を中心に50本以上のオリジナルショートドラマを制作・配信してきた実績があります。両者との協力により、テレ東はこれまでにない新しい視点からショートドラマ制作に取り組むことができるでしょう。

前向きな期待感

各アプリで配信予定の2作品については、内容や出演者などの詳細は後日明らかになるとのことですが、それに対する期待は高まっています。テレ東は、ショートドラマ市場のトレンドを捉えつつ、日本独自の文化やストーリー性を活かしたドラマを制作していく方針です。また、グローバルな視点を取り入れ、先進的な制作手法を活用することで、視聴者に新鮮な魅力を提供できると考えています。