フォロフライ、商用EVの未来を切り拓く
フォロフライ株式会社は、2025年10月29日に開催される「Japan Mobility Show 2025」と「トラックワールド」で、新たにラインアップされる商用電気自動車(EV)3車種を同時発表します。この発表は、グローバルな物流市場の変革を目指す同社の重要なステップとなるでしょう。
フォロフライとは
京都市下京区に本社を構えるフォロフライ株式会社は、2021年に設立されて以降、商用EVの導入を積極的に進めています。特にF1シリーズを中心に、全国各地での導入実績を積んできました。今回の新モデル3車種は、先進的な安全性能と快適性を標準装備し、環境に優しいだけでなく多くの顧客にとって魅力的な選択肢となるよう工夫されています。
発表される3車種
F11VS
この高性能1トンクラスのEVバン「F11VS」は、Geely Holding GroupのFarizon社との提携により開発されました。特徴的なのは、CHAdeMOの急速充電に対応し、375kmの航続距離を実現している点です。安全装備としては、360°全方位モニターや衝突被害軽減ブレーキを搭載し、安心して運転できる仕様となっています。
サイズ: 全長4,990mm x 幅1,980mm x 高2,010mm
バッテリー: 82.8kWh
最大積載重量: 1,100kg
FKT-B
軽EVトラック「FKT-B」は、サイズがコンパクトで、都市部の配送に特化したモデルです。最大積載量は350kgで、住宅街の細かな配送ニーズに応えます。この車両は、当社のパートナーであるASF社との共同開発によって誕生しました。
サイズ: 全長3,395mm x 幅1,475mm x 高1,980mm
バッテリー: 30kWh
最大積載量: 350kg
F3T-B
「F3T-B」は、都市部配送に向けて設計されたEVトラックです。車両総重量が6トンで、最大積載量は3トンです。また、強力なトルクと静粛性を兼ね備えています。準中型免許をお持ちの方が運転できる仕様なのも嬉しいポイントです。
サイズ: 全長5,995mm x 幅2,185mm x 高3,120mm
バッテリー: 103Wh、航続距離300km
最大積載量: 3,000kg
イベント情報
Tokyo
会場: Japan Mobility Show 2025 (東京ビッグサイト)
期間: 2025年10月29日~11月9日 (プレスデーあり)
展示車: F11VS、他多数
Nagoya
会場: トラックワールド (ポートメッセなごや)
期間: 2025年10月29日~10月31日
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展示車: F11VS、FKT-B、F3T-B
フォロフライの新たなラインアップは、環境に配慮した移動手段の提供だけでなく、ビジネスの効率化にも寄与することが期待されています。商用EV市場にどのような影響を与えるのか、今後の展開に注目です。